声がそろうクラスはいいクラス

国語の教材文を、クラス全員で読ませることはよくあることです。
「みんなで読みます。さん、はいっ」
という先生の指示に続けて、読み始めるわけです。

ところが、学年が上がり、学級編成替えをしたばかりの頃は、なかなか声がそろいません。
速く読んでしまう子、逆に、ゆっくりと読む子、やたら声が大きく張り上げるように読む子・・・
聞いている先生には、「そろっていない」ことがすぐわかります。
そんなとき、そのまま流すのではなく、
「もう一度、そろえて。さん、はいっ」
と読み直しをさせるのです。
すると、だんだん声がそろってきます。

これは、国語の教材文を読ませる様子ですが、算数の問題文も同じです。
高学年だからといって、算数の問題文を黙読させると全く読まない子が出てしまいます。油断禁物です。
ですから、算数の問題文もきちんとみんなで読ませることにしていました。… 続きを読む

The ぶっとんだ

叱責するより、賞賛した方が子どもは伸びると言います。
ですから、先生は「息をするように誉める」ことができればよいのですが、そんな先生はあまりいません。
「なかなか誉めることができない」というか「誉めることを忘れる」という先生が多いのです。

私も「誉めることを忘れる」タイプの先生でした。
しかし、「誉めることを忘れる」タイプの先生であっても、工夫して仕組みを作れば、それなりに誉める回数を増やすことはできるはずです。
そんな私がやっていた仕組みの一つが、「The ぶっとんだ」です。

なんだ、それはと思われるでしょうが、私のクラスの伝統的な誉めるアイテムなのです。
その「The ぶっとんだ」とは何か、です。
「The ぶっとんだ」とは、要は「ミニクッション」なのです。「ミニざぶとん」と言い換えてもいいです。
私のクラスには、その「ミニクッション」が10枚ほどありました。
以下、その使い方です。… 続きを読む

文学教材の指導に関連して 2

(文学教材の指導に関連して1 に続けて)

では、何のレベルで指導していくのか。それは、「解釈」のレベルです。
先の指導要領の指導事項において、言及されている事柄から選択すると、
・事件の展開
・場面の移り変わり
・登場人物の気持ちの変化
・登場人物の相互関係
・優れた叙述
などとなります。

シンプルに言ってみると、
①物語の展開に関わること
②登場人物に関わること
(+主題に関わること)
③描写
となります。

物語の展開に関わることとして、例えば、有名な「起承転結」という物語のパターンがあります。また、例えば、推理小説のように、事件発生から謎解きに進むというパターンがあります。… 続きを読む