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いつも、年度初めの国語の授業で行っていた「言葉遊び」の授業です。どの学年でもOKです。
といっても、10分くらいの授業で、予定していた学習が早めに終わった隙間時間にやっていました。
一昨日書いたブログで、「ピーラー」を扱ったので、ふと思い出し、取り上げてみました。
楽しい授業です。

1 □ー□と黒板に書きます。

そして、コーラ ケーキ ソースなどと続けて書きます。
何も説明しなくても子どもたちはやることがわかります。
「□には、カタカナ一字が入ります。そんな言葉をたくさんあげなさい。」
これは、別にノートに書かなくても、答えられます。テンポよく、指名していきます。
解答例

ボール、チーズ、コーラ、ケーキ、アース、ソース、エース、オール、カール、キープ、クール、コール、サード…

などなんでもよいのです。

2 □ー□ーと黒板に書きます。

「□ー□ー」の□には、同じようにカタカナ一字が入ります。そんな言葉をたくさんあげなさい。□には、同じ字が入っても、違う字が入ってもかまいません。
わけのわからない子達のために、チーターを例えとしてあげました。これで、一気に言葉が増えます。もちろん、全員が書けます。
短い時間でしたが、最高は10個以上考えた子がいました。 全員の答えを黒板に書かせました。
この時は、5年生でしたが、33個の答えが並びました。(ここで、たくさん出させておくのがよいです。後で効きます。)

メーカー、スーパー、コーヒー、スースー、ヨーヨー、ピーラー、ヒーローなどです。(ほら、ピーラーが出たでしょう。)

ですが、もちろん、これで終わるわけがありません。 レベルを上げます。

3 □ー□ー□ーと黒板に書きます。

もう、「このカタカナの言葉をあげなさい。」でわかります。
さて、三つになると、考えつく子はほぼ半分くらいになります。難しいです。
その子達が黒板に出て書きました。
(どんな答えだった、考えてもらうために、下を空けてみます。)

スーパーカー、ソーラーカーが出ました。

ブーフーウー、ビーシージーが浮かぶのは、昭和の方です。懐かしい!
さて、
多くの子はヒーヒーヒーとか書いていましたが、そういうのはいけません。
これで、おしまいかと思いますが、もちろん、これで終わるわけがありません。
しつこくやります。

4 □ー□ー□ー□ーと黒板に書きます。

四つになると、大人でも出てこなくなります。
でも、そういうのを考えつく子がいます。とてつもなくすごいことです。
この5年生では、二人だけ答えが出ました。

スーパーヒーロー
ヒーフーミーヨー

です。
この子達が、答えを出したとき、われんばかりの拍手が起こったことは言うまでもありません。
でも、まだ、思いつきますね。

コーヒーメーカー

です。
論理で言うと、□ー□ーであげた言葉を二つ組み合わているのです。
苦しいですが、ヨーヨーメーカーなんてのもありかな?

(この授業の元は、長崎の先生だということまで、突きとめました。が、どなたか明示できません。)

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