ハイ・・おはようございます

朝、職員室で職員打ち合わせが行う学校が多いかと思います。
その後、担任する学級に向かうわけです。
さて、皆さんは、どのようにして、朝、教室に入っていくのでしょうか。

私は、朝、教室に入るとき、
「ハイ・・おはようございます」
と言うことに決めています。
タイミングは、ドアの敷居をまたいだ瞬間です。ドアの敷居をまたぎながら、と言った方がよいかもしれません。
その瞬間、「ハイ・・」と言うのです。

そう、
「ハイ・・」
という前振りが大切なのです。
それは、
「ハイ」
で、子ども達が「あっ、先生が来た(いらっしゃったと言い換えたい!)」と気づき、
そして、
「・・」
で、子ども達から、
「おはようございます」
と言うチャンスをつくるようにしているからです。
こうすれば、
「自分から挨拶できる子はすごい!」
と誉めることができます。
(なかなか、子どもがこの仕組みに気づかなければ、「・・」で、先生より早く言ってほしいな、と意図を伝えてもよいです。)

付け加えると、この「ハイ・・」は、テンション高く、明るく言うことにしています。
これは、二日酔いのときも、寝不足のときも変わりません。
意地(!?)になって、テンション高く、明るく言うと、子ども達からは、
「おはようございます」
とあっかるく、ドッカーンと声が返ってきます。

ただし、朝の学習にもう入り、漢字練習などをやっていてシーンとしているときは、
声をひそめて、
「はい・・・おはようございます。みんな、がんばってますねえ。」
と言います。

(この「ハイ・・おはようございます。」の言い方は、長崎の先生に教えてもらいました。)