いやな生徒!?

思い切って?料理を習うことにしました。(妻の料理に不満があるんじゃないかと、勘ぐられても困ります。妻の料理に不満はありません。おいしいです。)
私の願いは、時間をかけずに、さっと自分の食べたいうまいものを作りたいという、いささか虫のいいものです。

で、横浜駅西口の料理教室に申し込み、講習を受けてきました。
このときの講習内容は、「麻婆豆腐」と「たこのマリネ」です。
2時間の講習後、同じグループの方々と一緒に作った料理を食べました。
グループの方々とは、「けっこう、うまくできましたね」「来てよかったですね」という会話を交わしました。
うまかったです。

が、私自身は、どうも、講習に没入して楽しんだという感じがしません。
それは、どうも、素直に教わればよいのに、「教える」側から見てしまうのです。

今日のメイン講師の○○さんは、調理をしながらずっとお話をしている、フライパンの中の香味野菜の色、臭いなどの情報をずっと伝えていて、さすがなだな。
でも、視線が、落ち気味です。いつも、フライパンの中を見ているようで、講習参加者を目で捉えていないぞ。
参加者の反応を確認していないから、「どう、この色、どう、このツヤ?」というようなリアクションができてない。
どのくらいで次のステップの挽肉を炒めにいったらよいのか、素人は判定ができないから、そこを教えてほしいのに。

助手の□□さんは、食器を洗うのに専念しすぎです。メイン講師の○○さんは向かって右側で調理しているので、同じ調理の仕方を左側の参加者にやって見せなければ、見にくいのになあ。
もっと前に来て見て下さい、といか言うだけでも違うのに。
いや、一緒に頷くだけでも、そこが大切ってわかります。

マネージャーの△△さんは、早口です。聞き取りにくくて、すーっを抜けていきます。あの早口じゃあ、私のようにぼーっしているタイプの参加者は全く聞いていないね。

などと、教え方(教態)に意識がいってどうも集中できません。
困ったもんです。

それにしても、実習なのに、説明の長さにびっくりです。25分近くも話されたら、最初の頃の話は忘れています。
これ、一番困ります。