月曜日にも、子どもにあまり求めない

昨日の「体調が悪い時は、子どもにあまり求めない」と関連した内容となります。

月曜日には、子どもへの要求水準を下げた方がよいと言う先生がいます。

土曜日、日曜日、子ども達の中には、けっこう忙しい子がいるからです。
そんな子は、土曜日、日曜日に、旅行に行ったり、試合をしたりして、くたくたになって日曜日の夜をむかえます。

逆に、土曜日、日曜日を「ぐだぐだ」と過ごす子も、けっこういるのです。
朝、九時過ぎに起きてきて、朝ご飯を食べ、そのままテレビゲーム三昧・・・。
眠りにつくのは深夜、なんて子もいました。
家庭の教育力が落ちて、いつもの規則正しさからはずれた生活をしている子も、実はいるのです。

ですから、そんな子は、月曜日に、前の週のように、
すぐ取りかかれないことがあるかもしれません。
約束事を覚えていないかもしれません。
持ち物を忘れているかもしれません。
(昨日のブログに合わせると、子どもの心の体調?が悪いのだと、比喩的に考えてもよいと思います。)

こういうときは、子どもへの要求水準を下げるのです。
要は、誉める基準を下げます。
いつもなら、できていて、当たり前のことを誉めます。
「おっ、ノートが開いているねえ」
「さっと、鉛筆がもてた、立派です」
「あっ、挨拶ができた、すごい」
「給食白衣を忘れなかった。感心、感心」
「掃除をやってる。いいなあ」
・・・。
こうして、月曜日を使って元の水準まで戻し、火曜日から普通の生活にしていきます。

そうそう、月曜日がそうなら、連休明けは、もっと要求水準を下げた方がよさそうです。