アレンジャーの変更、行事会計のアウトソーシングがナイス

授業や学級づくり、児童生徒指導といったものが、教師本来の仕事です。しかし、実際はそれ以外の仕事がたくさんあります。それを、できるだけ減らしていきたいというレポートが、サークルにおいて提案されました。
その中から、少しばかり紹介します。

一つ目は、職員に文書を配布する「アレンジャー」です。その学校では、以前、こんなアレンジャーでした。

私は、このアレンジャーの写真を見て、思わず顔をしかめてしまいました。
私は、職員が50人もいる学校で教務主任をしていたことをあって、50人に文書を配るとしたらとんでもなく手間だと考えたからです。
いちいち引き出しを引き出して文書を入れ、そして、引き出しを元に戻す。これを50回やるなんて、いやです。
その学校は、アレンジャーを変更しました。サッパリとシンプルです。

これなら、文書をすばやく入れることも出すこともできます。

二つ目は、行事会計のアウトソーシングです。
だいたい、4年生以上でしょうか、宿泊を伴う体験学習、林間学校、修学旅行などがありますね。
その会計を、ツーリスト外車に業務委託するというのです。なるほど、と思いました。
会計とは、
・行事予定にそった予算を立てて、費用を徴収する
これって、一人一人から手渡しで徴収するのです。
・行事当日の支払や行事後の支払を行う
もし、誰か休んだりしたら、金額を代わるものもあり、けっこうヒヤヒヤします。
・会計報告を作成し、あまったお金の返金作業をする
一人当たりの返金は、1円単位までやっていました。
なのです。

この面倒な会計を任せてしまうのです。教師の手は通らず、保護者と業者が直接やりとりをします。
業者への手数料や振り込みの手数料が発生するのですが、そこをよく保護者に説明し、クリアーしていけばよいのかと思います。

ほんの少しの問題解決ですが、積み重ねていけば、大きな削減になります。