旅に出て、「違い」を発見する

私は、今、オーストラリアを旅行しています。ケアンズです。
おとといは、念願の「コアラだっこ」をしてきました。日本だったら、コアラを抱けるなんて、考えられないことです。

旅(自分の土地から違う場所に行ってみること)のメリットの一つは、

自分の住んでいる場所との「違い」

を発見できることです。
タクシーはこうやって乗るべき、とか、こういうときにはこういう風に食べるべきという、自分の当たり前が、自分の地域の当たり前であり、どこでも通じるものではないことがわかります。

オーストラリアに着いて、すぐにバスで移動したのですが、添乗員さんにきつく言われたのが、シートベルトを必ず締めることでした。
・シートベルトを締めないと罰金を課せられること
・罰金を課せられるのは、シートベルトをしていない当人であること
を告げられました。
日本の交通安全施策とは、考え方が違うのだと思いました。

町を歩くオーストラリアの人たちが、かなりの割合で「タテゥー」を入れていることにおどろきました。
日本では、「その筋の人」だと思われるものが、一般的なのです。
これを見ると、日本の温泉での「タテゥー」規制に関して、考慮してもいいんじゃないかと思えてきます。

町のあちこちに、灰皿(喫煙場所)があるのにも驚きました。オープンエアなのですが、みんなスパスパ・モクモクと吸っていました。ジョギングのできる公園にも、いくつもあるのです。
日本(横浜)だと、スモーキングエリアと称して、囲いがしてあったり、ちょっとした小屋?みたいになっていたりします。
逆に、レストランや食べ物屋で灰皿を置いているところを見ませんでした。
屋内は喫煙は全くダメだけれど、屋外はけっこうおおらかなのです。
日本の喫煙に関する法律・条例を考える上で、この違いを発見してよかったです。

他にも、
・裸足で歩いている人がけっこういること
・太っている人の太り方がハンパないこと
・自動販売機のコインの入れ方が、垂直でなく水平?だったこと
・・・

とにかく、
旅行したことで、

自分の住んでいる場所との「違い」

を発見することができました。
この発見で、いろいろな始点を手に入れ、新たな学習のとっかかりにしてしていきたいです。