コンビニでの戦い

おはようございます、渡辺喜男です。

この頃、朝、コンビニに寄ってコーヒーを買い、そのまま公園に行って、メールチェックなどをしていることは、何回か書いたことがありますね。

さて、
そのコンビニの朝の時間帯に、若い女性店員が勤務していました。
ここでは、コンビニのお姉さんと呼ばせてください。

そのコンビニのお姉さん、前から気になっていたんですが、非常に無愛想です。
不機嫌そうに、ブスッとした表情なんです。

でも、無愛想でもコーヒーの購入に支障はありませんから、普通にコーヒーを毎朝買っていました。

ところが、ある朝、そのコンビニのお姉さんは、私がお金を支払うと、レジのテーブルにコーヒーカップをポンと投げるように置いたのです。 さすがに、むっとしました。

皆さんだったらどうしますか?

私は、立ち寄った店で不愉快な体験をした場合には、以後その店には立ち寄りません。
この「黙って立ち去る・以後立ち寄らない」というやり方を、多くの方がしていると思います。

しかし、朝コーヒーを持って公園に行くという習慣を私は気に入っていました。それに、公園のそばのコンビニは、その店しかありませんでした。 ですから、「以後立ち寄らない」というのは選択肢として外しました。

そのコンビニのお姉さんの働く時間帯を外すということも考えました。
しかし、そのコンビニのお姉さんのために、私のお気に入りの習慣を行う時間を変えるのは、どうにも納得がいきませんでした。
朝ではなくなってしまいます。

うーむ。

私は、コンビニのお姉さんに戦いを挑むことにしました。

朝7時、コンビニに入ってすぐ、あのお姉さんがレジにいることを確かめました。

店内をぐるっと回って、レジのところに行きます。

そして、お姉さんの目を見て、
「ホットコーヒーのSサイズをください。」
と、明るく、ていねいな口調で言いました。

そして、100円玉をレジに置くのではなく相手に手渡しました。

すると、お姉さんはホットコーヒーのSサイズのカップを持ってきました。

私は、手のひらを上にして差し出しました。
お姉さんは私の手のひらの上にそっと乗せてくれました。

「はい、ありがとう。」
と声をかけ、私はコーヒーサーバーのあるところに歩いていきました。

歩きながら、私は、心の中で
「やったね!」
と、ほくそ笑んでいました。

「あなたは大切な人間です。ですから、それにふさわしく大切に扱います。」というように振る舞えば、相手もそれを返してくれるのだと思います。

この戦い、私の勝ち!