減らすことが可能な教師の業務の分類

年末の12月26日、文部科学省から「緊急対策」が出されました。
「学校における働き方改革に関する緊急対策」です。

「仕事が忙しい、忙しい」と言っている先生のあなた、必見の記事です。
http://bit.ly/2Cilq49

とはいえ、役所の文章はわかりにくいので、解説していきます。

まず、「減らすことが可能な教師の業務の分類」です。

この「緊急対策」には別紙として、「中間まとめ」の抄(抜き書き)があり、そこで、減らすことが可能な教師の業務が分類されています。

<基本的には学校以外(地方公共団体,教育委員会,保護者,地域ボランティア等)が担う
べき業務>
<学校の業務だが,必ずしも教師が担う必要のない業務>
<教師の業務だが,負担軽減が可能な業務>

の三つの業務です。

これを、ざっくり簡略化して言うと、こうなります。

・学校の仕事ではない

・学校の教師の仕事ではない

・減らせる教師の仕事

・(本来の教師の仕事)… 続きを読む

石橋を叩けば渡れない

かつて、日本国中を興奮させ、日本人である誇りをもたせてくれた昭和の一大プロジェクトに「南極観測」があります。
その「南極観測」から、私のような昭和「三丁目の夕日」世代はみんな知っているエピソードを紹介します。

第1次南極越冬隊は、1956年、昭和31年に始まりました。その初代越冬隊長は西堀栄三郎でした。

南極という想像を絶する気象条件の中、機材・食料が不足し、不測の事態が次々と起こります。
そのピンチに西堀隊長は、剛胆かつ冷静に立ち向かっていきます。

西堀隊長も同行した探検チームが、初めて昭和基地から南極大陸本体に向けて観測に出かけたときのことです。

雪上車が突然止まったのです。
雪上車は、戦車やブルドーザーのようにキャタピラーを動かして移動します。
キャタピラーとは、車輪に帯状につなげて取りつけられている鋼鉄の板のことです。

調べてみると、そのキャタピラーがはずれかかっていたのです。ナットが一つどこかで抜け落ちて、キャタピラーがはずれかかっていました。

予備のナットなんてありません。
周りは、一面、氷と雪です。ブリザードという雪嵐が来たら、命がなくなる危険性もあります。

西堀隊長はナットの代わりはないか、雪上車の中をさがしまくりました。
運よく、ひとまわり大きなつぼ状のナットが見つかりました。
しかし、それを差し込んでみると、大きすぎてクルクル回るほどでした。

西堀隊長は、その内側にトーチで溶かしたハンダを流し込んで、なんとかナットらしきものにしたのです。
しかし、キャタピラーにはめこんでみると、少しゆるいのです。

このままキャタピラーを動かしても、ネジはゆるみ、すぐはずれてしまいます。
もっと、きっちり隙間なくナットを止めなくてはなりません。

どうしようかと思案しているとき、ちょうど紅茶が運ばれてきました。休憩と暖をとるとるためです。… 続きを読む