歌会始 歴代最年少・中学1年入選の歌

1月12日に皇居・宮殿で開かれた「歌会始の儀」。
その一般の入選者の一人に、歴代最年少・中学1年、中島由優樹さんが選ばれています。

今年の題は「語」で、2万453首の応募がありました。

中学生が作った一首、どのようなものか興味津々ですね。

しかし、ここは、まず、天皇、皇后両陛下と皇族方のお歌をご覧いただきます。

天皇陛下
 語りつつあしたの苑(その)を歩み行けば林の中にきんらんの咲く

皇后陛下
 語るなく重きを負(お)ひし君が肩に早春の日差し静かにそそぐ

静かで穏やかながら、しんと重たいお歌だと思います。… 続きを読む

私の雪かき

関東地方の人は、昨日、子ども達が登校する前の雪かき、大変だったのではないですか。
私も、わずかですが、雪かきしたおかげで筋肉痛です。

1月5日のメルマガに、雪が降ったら自分の家の前だけでなく、ご近所の前も雪かきをすると書きました。
今回も、そのつもりで小さなスコップと手袋を、前夜に用意しました。

朝、ゆっくりと布団を出て、少し遅めに外に出ました。
でも「さあ、やるぞ」と思って道路を見ると、なんと、もう雪かきがされているではないですか。
狭い道ながら、2メートル位の幅で雪かきされて、歩きやすくなっています。

あわてて家に入り、私よりも早く起きていた妻に聞くと、「学生らしき人が雪かきをしていた」とのこと。

「しまった」「やられた」と思いました。

斉藤一人さんではありませんが、自分が決めていた「親切」のチャンスを損したと思いました。… 続きを読む

「協力して解決する力」は世界2位

日本の子供たちは、「協力して解決する力」は世界2位でした。
15歳を対象にOECDが行った「協働問題解決能力調査」の結果です。

国立教育政策研究所が出している調査結果の概要(2017年11月)
http://bit.ly/2DOabBm

1位はシンガポール、2位には日本、3位は香港でした。
各メディアは、相手を思いやり協力し合うという「和」を重んじる国民性が高い得点につながったと伝えています。

しかし、「2位ですごい」で終わってはいけませんね。
どんなテストだったのか、少し詳しく見ていきます。

まず、「協同問題解決能力」の定義です。

「協同問題解決能力とは,複数人が,解決に迫るために必要な理解と労力を共有し,解決に至るために必要な知識・スキル・労力を出し合うことによって問題解決しようと試みるプロセスに効果的に取り組むことができる個人の能力である。」… 続きを読む