「立春」 今日から季節は春

昨日は「節分」でした。
私たちは、季節の区切り(節分)に、邪気を払うための豆まきをしました。

そして、今日は「立春」。
今日から、季節が冬から春になるのです。

しかし、なぜ今日から春なのだろうと不思議に思いますね。
では、少し詳しくみていきましょう。

春夏秋冬で表される四季ですが、日本には「二十四節気(せっき)」というものがあるのです。
「二十四節気」とは、1年の季節を4等分ではなく、さらに細かく(1年を24等分に)したものです。

「二十四節気」とは、春分・夏至・秋分・冬至と巡る1年を24等分しています。

春分の日:昼と夜が同じ長さ… 続きを読む

体験は「生きる力」「考える力」「知識」を育てる

子どもにいろいろな体験をさせたいと考え、さまざまな手だてをとっている教師がいます。

私は、夏休みの宿題の例として、旅行記をあげていました。
「旅行記は文章だけではいけません。」と話しました。
「旅で出合ったモノは何でもとっておくのです。切符、チラシ、入場券、はしの袋、葉っぱ・・・みんなとっておきなさい。」
旅に出た子は、どの子もすてきな旅行記を書いてきました。

生き物係で、花を育てたり、金魚を飼ったり、ザリガニを飼ったりする教師もいます。
私は、教室でハムスターを飼ったことがあります。

このような体験は、子どもにとって、すばらしい学習となります。

世話をずっと続けて、きれいな花が咲く。
世話を忘れて、植物を枯らす。… 続きを読む

81歳でアプリ開発 若宮正子さん

安倍内閣総理大臣の施政方針演説において、若宮正子さんが紹介されています。

若宮正子(まさこ)さんは、八十歳を過ぎてから、コンピュータを学び、ゲームを開発。世界中から注目を集めました。
「人生百年時代、学齢期の教育だけでは不十分です。」
若宮さんはこう述べました。

若宮さんは、学校教育の文脈ではなく、1億総活躍社会の文脈で扱われています。
しかし、プログラミング教育の面で、子供たちに紹介する価値のある方だと思います。

若宮さんがパソコンを始めたのは、60歳をすぎてからです。勤めていた会社を定年で退職したあと、自宅で母親の介護を始めることになったのがきっかけでした。
若宮さんは、外出して友だちとおしゃべりできなくなったので、パソコンを使っておしゃべりをしたいと考えました。そして、独学で使い方をマスターし、パソコン通信のチャットを利用して、友だちとたくさんおしゃべりを楽しむようになりました。

その後、若宮さんは、独自のアイデアでパソコンを楽しく活用するようになりました。ユニークな活用法として注目されたのが、「パソコンを使った手芸」と呼ばれる「Excelアート」です。 これは、Excelのセルを色で塗りつぶしたり、罫線を工夫したりすることで、日本の伝統的な文様を描くのです。… 続きを読む