声のトーンと表情の使い分け

昨日は、発達障害の子に通用する「話し方」でした。
今日は、「声のトーンと表情の使い分け」です。

発達ナビ https://h-navi.jp/column/article/35026591

楽々かあさんの大場美鈴さんは、担任の先生の話し方を紹介した後で、
『また、A先生は「声のトーンと表情の使い分け」も上手でした。』
と続けています。

どんなときに「声のトーンと表情の使い分け」をしたかというと、「つい調子に乗ってハメを外してしまった」とき、「周りの状況に気づかずに集団の中で目立つ行動を取った」ときです。 要は、「行き過ぎた行動」のときなのです。

発達障害の子は、気持ちを抑えたり切り替えたりすることが苦手です。
ですから、周りがもう落ち着いているのに、その周りの状況がわからず、1人だけ浮いてしまうことがあります。

そんな時は、表情と声のトーンを変えることで、その行動をやめるよう伝えます。
「あっ、いつもと違うな」とその子に分からせるためです。

「いけません」
厳しい表情と低いトーンで、短く言うのです

これを、高いトーンで言ってはいけません。
高いトーンの声は、発達障害の子の心を落ち着かせません。かえって、いらつかせることになります。

ぜひ、カッカする気持ちを抑えて「低いトーン」を意識して下さいね。