2018.3.11

今日は、3.11 東日本大震災の起こった日です。
震災直後、避難した校庭で子ども達と見た沈痛にどんよりと曇った空のことを鮮明に思い出します。
胸が痛くなってきます。

ぜひ、子ども達には、地震・津波の被害や避難だけでなく、震災時にとった日本人の行動や世界各地の応援についても触れてほしいです。

今日は、その一人の日本人の行動について記しておきます。

政府は、平昌五輪のフィギュアスケート男子で連覇を達成した羽生結弦選手に国民栄誉賞を授与する方針を固めたというニュースが流れました。 菅義偉官房長官は会見で、「五輪連覇は社会に明るい夢や希望を与え、東日本大震災の復興への力強いメッセージとなった」とコメントしています。

震災直後、羽生選手が、仙台におけるスケートの練習拠点を失って、元のコーチがいた横浜の神奈川スケートセンター(現在の浜銀アイスアリーナ)に身を寄せて練習を始めました。 それは、3月末のことです。

ただ、震災の精神的なダメージは大きく、余震が来ると、誰よりも早くリンクから飛び出し、その日は練習をやめてしまったといいます。 「このままスケートを続けてもいいのだろうか」と自問自答を繰り返していました。

羽生選手は、4月の震災チャリティーショーに出演します。これをきっかけに、羽生選手は立ち直っていきます。

そして、3日に1回のペースで全国各地のチャリティーショーに出演しては横浜に戻り、一般客のいない午前6時と午後8時からの練習に打ち込みました。

「これから試合が始まったら、羽生は地震のせいで成績が落ちた、なんてことにはしたくない。もちろん自分が被災者の代表であることの誇りは絶対に失いはしないけれど」 「蒼い炎」 羽生結弦

そして、見事にソチオリンピックで金メダル。そして、今回のオリンピックでも金メダルをとったのです。

羽生結弦選手は、自分のことを被災者の代表であると位置づけています。
だからこそ、東北の方々は、羽生結弦選手を復興のシンボルのように応援していたのだと思います。… 続きを読む

「超勤4項目」

今日も、教師の給料がどうなっているか、みていきましょう。
教特法において、昨日示した教職調整額4%条項は、次の2つの項目で作られているのです。

1 教育職員には、その者の給料月額の100分の4に相当する額を基準として、教職調整額を支給しなければならない。
2 教育職員については、時間外勤務手当及び休日勤務手当は、支給しない。

ということは、ざっくりこの「教特法」を説明するとこうだと思います。

「先生には残業代を支払いません。
でも、先生だと自分から進んでやりたいこと(残業)もあると思います。だから給料を4%増しにしておきます。」

しかし、これは、他の面からいうと、校長先生は教員に残業の命令をすることはできないということです。

これでは、学校の運営上、困るので、
「公立の義務教育諸学校等の教育職員を正規の勤務時間を超えて勤務させる場合等の基準を定める政令」なるものがあるのです。

1 教育職員については、正規の勤務時間の割振りを適正に行い、原則として時間外勤務を命じないものとする。
2 教育職員に対し、時間外勤務を命ずる場合は、次に掲げる業務に従事する場合であって臨時又は緊急のやむをえない必要があるときに限るものとすること。

原則があるけれど、例外があるということです。
それは、皆さんがよく知っている

 イ 校外実習その他生徒の実習に関する業務… 続きを読む