「相槌を打つ」のイメージ

昨日の「・ ・ ・を打つ」の分類において、「相槌を打つ」と言う慣用句を示しました。
これをよくよく調べてみると、またまた私が勘違いして考えてイメージしていたことがわかりました。

私は、相槌=頷きだと考えてイメージしていたのでした。
これは、ひらがなにすると「あいづち」と「うなずき」です。なんとなく似てますね。
漢字だと違うことがすぐわかるのですが、この漢字を書くことはほとんどないと思います。

とにかく、私は、相槌=頷きだと考えてイメージしていたのです。
うなずくときに、あごでコンコンと「打つ」というイメージを持っていました。

しかし、「相槌」のイメージは違うのです。

「相槌(あいづち)を打つ」の語源
相鎚(あいづち)とも書く。相手の話に調子を合わせること。
鍛冶が鉄を鍛えるとき、師弟は向かい合い、師の打つ鎚に合わせて交互に弟子が鎚を打つ(向かい合い鎚、あいのつち)。ここから出た言葉。 weblio 
https://goo.gl/BrBBFU

江戸時代の鍛冶屋なのですね。
師匠と弟子とが槌(つち=ハンマー)を打って刀などを鍛えます。
師匠が槌を打つ合間に、弟子が槌を打っていました。
カンカンカンカンとリズムよく、弟子が槌を打つことを「相槌(あいづち)」と言うのです。

そして、… 続きを読む

「・・を打つ」授業

今回の「平成30年度全国学力・学習状況調査」では、小学校と中学校に共通する問題が出されたことが注目されました。
http://www.nier.go.jp/18chousa/18chousa.htm

これまで、比較的低得点だった国語の「慣用句」に関する問題です。
小中共通して「心を打たれる」という慣用句について、問うています。

「心を打たれる」
その意味として、最も適切なものを、1から4まで中から選ばせます。
1 一つのことに集中する。
2 遠慮する。
3 感動する。
4 あれこれと心配する。

そんなに難しくない問題だと思います。

さて、これで終わってはつまらないです。
思いつくままに、ずらっと「・・を打つ」という慣用句を並べてみました。

心を打つ
胸を打つ
手を打つ… 続きを読む

「バスの座席の決め方」問題 平成30年度全国学力・学習状況調査

今日も、4月17日に実施された「平成30年度全国学力・学習状況調査」から、興味深い問題を紹介します。
それは、先日、若い先生向けの教え方セミナーで、修学旅行や宿泊体験学習のポイントで、バスの座席の決め方についての講座が行ったからです。

中学3年生の国語A問題に、こんな問題がありました。
http://www.nier.go.jp/18chousa/18chousa.htm


谷さんの学級では、バスの座席の決め方について話し合っています。次は「話し合いの一部」です。これらを読んであとの問いに答えなさい。

「話し合いの一部」
谷 この時間は、来月行われる遠足の時に乗るバスの座席の決め方について話し合います。どのように座席を決めればよいかについて意見を出してください。意見を述べる際には、その方法がよいと考える理由も言ってください。

山下 私はくじ引きがよいと思います。くじ引きは公平で、決めるのに時間がかからないからです。

横井 ふだん一緒に活動しているグループでまとまって座るのがよいと思います。そのほうが時間がかかりません。

黒川 私は、自分が座りたい場所の希望を出して、重なったら相談して決めればよいと思います。

平野 私はまず、仲のよい人同士でグループを作って、どの辺りにまとまって座るのかをくじ引きで決めるのがよいと思います。仲のよい人と近い席だったら、バスの中が明るい雰囲気になります。

中山 平野さんの方法だと、仲のよい人だけが近くの座席になって、学級全体での交流が少なくなってしまうのではないでしょうか。

横井 … 続きを読む