「相槌を打つ」のイメージ

昨日の「・ ・ ・を打つ」の分類において、「相槌を打つ」と言う慣用句を示しました。
これをよくよく調べてみると、またまた私が勘違いして考えてイメージしていたことがわかりました。

私は、相槌=頷きだと考えてイメージしていたのでした。
これは、ひらがなにすると「あいづち」と「うなずき」です。なんとなく似てますね。
漢字だと違うことがすぐわかるのですが、この漢字を書くことはほとんどないと思います。

とにかく、私は、相槌=頷きだと考えてイメージしていたのです。
うなずくときに、あごでコンコンと「打つ」というイメージを持っていました。

しかし、「相槌」のイメージは違うのです。… 続きを読む

「・・を打つ」授業

今回の「平成30年度全国学力・学習状況調査」では、小学校と中学校に共通する問題が出されたことが注目されました。
http://www.nier.go.jp/18chousa/18chousa.htm

これまで、比較的低得点だった国語の「慣用句」に関する問題です。
小中共通して「心を打たれる」という慣用句について、問うています。

「心を打たれる」
その意味として、最も適切なものを、1から4まで中から選ばせます。
1 一つのことに集中する。
2 遠慮する。… 続きを読む

「バスの座席の決め方」問題 平成30年度全国学力・学習状況調査

今日も、4月17日に実施された「平成30年度全国学力・学習状況調査」から、興味深い問題を紹介します。
それは、先日、若い先生向けの教え方セミナーで、修学旅行や宿泊体験学習のポイントで、バスの座席の決め方についての講座が行ったからです。

中学3年生の国語A問題に、こんな問題がありました。
http://www.nier.go.jp/18chousa/18chousa.htm


谷さんの学級では、バスの座席の決め方について話し合っています。次は「話し合いの一部」です。これらを読んであとの問いに答えなさい。

「話し合いの一部」
谷 この時間は、来月行われる遠足の時に乗るバスの座席の決め方について話し合います。どのように座席を決めればよいかについて意見を出してください。意見を述べる際には、その方法がよいと考える理由も言ってください。

山下 … 続きを読む