くねくねの手すり

先日、浅草の駅に行ったら、駅の階段に設置されている手すりが不思議な形のものに変わっていました。
くねくねとうねっていて、まるで巨大なちぢれ麺みたいな手すりでした。
これまではまっすぐの手すりだったのに、このくねくねの手すりになったのにはどんな意味があるんだろうと思いました。

実はこのくねくねの手すり、ユニバーサルデザインの手すりだそうです。
お年寄りの方々や、体が不自由な方に使いやすい形態がくねくねなのです。

まず登りの時、まっすぐな手すりだと、上に引っ張るための力が入りにくいのです。
このくねくねの手すりの垂直部分をつかむことで力がきちんと入ります。

逆に降りの時、まっすぐな手すりだと、しっかり体を支えようとしても前につんのめってしまうことがあります。
このくねくねの手すりの水平部分を持つことで、きちんと体を支えることができるのです。

このくねくねした手すりは「クネット」という製品です。
http://www.qunetto.co.jp/about/

「クネット」は駅ばかりでなく、デパートなどの商業施設や公園の階段に設置されるようになってきました。全国各地で設置が進められているので、見たことがある方も多いと思います。 そして、小学校や中学校にも採用されているところがあるのです。

くねくねと少しばかり不思議な感じの手すりですが、形を工夫することで、楽に体を引き上げたり支えたりすることができる優れものです。

もし、校舎の修理・改築等、手すりの手入れをするチャンスがあるのだったら、ぜひ採用していただきたいです。
足の不自由な子を担任した経験があるので、こんな手すりがあのときあったらとつくづく思います。

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「一門・一派・一味」の違い

国語の学習において、「類語」を扱うと知的で楽しい学習になります。
例えば、「現す・表す」の違いや、「のんびりする・くつろぐ」の違いについて考えをめぐらせるのです。
実は、ずいぶん前から気になっていた言葉に「一門・一派・一味」があります。
いったい、どう違うのでしょう。

ウエブサイトで調べてみました。
まず、「一門」。
コトバンク デジタル大辞泉の解説 https://kotobank.jp/word/%E4%B8%80%E9%96%80-31388

1 同じ家系、または、同じ家族の人々。一族。一家。「藤原一門」
2 仏教などで同じ宗派の人々。「天台一門」
3 学問・武道・芸能などで、同じ師匠や指導者をいただく人々。「芭蕉一門」

相撲がわかりやすいです。出羽海一門、二所ノ関一門、時津風一門などです。
落語にも、柳家一門、春風亭一門などがあります。能楽は観世一門、歌舞伎は市川一門ですね。

もし、渡辺一門なんてものがあったならば、私を師匠として尊敬し崇めてくれる集団があるということになります。
想像にしても、恐れ多いことです。

次は、「一派」。… 続きを読む