「宿題やったの?」と聞くのではなく「なにしようとしてる?」と聞く

ついつい、我が子に向かって「宿題やったの?」と聞いてしまいますね。
そして、子供からは必ず「もうっ、今やろうと思ってたのに」と返ってくるのです。
この会話は、永遠のいたちごっこかなと思っていました。

ところが、ネットを見ていると抜群の回答が発信されていました。それも、お母さんではなく子供が考えた回答なのです。
記事をそのまま転載します。

娘2「ママ、よく聞いて。ちゃーたんのからアドバイスね。やろうとしてるときに、宿題しなさい!って言われたら、いやになるから、まず最初に”なにしようとしてる?”って聞くこと」 はい。肝に銘じます。
藤川???????さんのツイート https://twitter.com/Forangina/status/754491990968901632

この「なにしようとしてる?」という聞き方、確かにグッドです。… 続きを読む

「ネガティブハロー効果」を知って、低く見られないようにしよう

外国では、日本では考えられないほど大胆な社会実験をします。
こんな興味深い実験がありました。
「ホームレス風の男性が道で倒れた場合と、スーツ姿の男性が道で倒れた場合で、道行く人たちの反応は違うのか。」
というものです。

結果は、悲しいことにホームレス風の男性が倒れても5分以上も無視されていました。たくさんの人が近くを通っているのに、です。 しかし、スーツ姿の男性が倒れた場合、すぐに道行く人が助けにかけよってくれるのです。
この実験では、同じ男性が服装を変えただけでした。

同じ場所で同じように倒れ、同じように「助けて」と言っているのに、ホームレス風の人は無視され、スーツ姿の人はすぐに声をかけてもらえます。 なぜ、こんなに反応が違うのでしょうか。

昨日、話題にした「ハロー効果」には、ポジティブハロー効果とネガティブハロー効果があるのです。… 続きを読む

「ハロー効果」を意識して、身だしなみや声をみがこう

実際に、教室に行って見たわけではないのに、「この先生は授業が上手だろうな」と思う先生がいます。
また、これもそんな場面を見たわけでもないのに、「この先生は子供に好かれているだろうな」と思う先生がいます。
なぜ、そう思ってしまうのでしょうか。

「ハロー効果」という認知のゆがみがあります。
ウィキペディアでは、

「社会心理学の現象で、ある対象を評価をする時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて、他の特徴についての評価が歪められる(認知バイアス)現象のこと。後光効果、ハローエラーともいう。」 https://goo.gl/ywLHPm

と解説されています。
ハローとは、「hello」ではなく「halo」で、聖人の後光です。

例えば、… 続きを読む