貧困の捉え・定義には、「絶対的貧困」と「相対的貧困」の二つがありました。
そして、日本では「絶対的貧困」ではなく「相対的貧困」に視点が移っています。
今日は「相対的貧困」について理解を深めていきましょう。
日本では、7人に1人の子供が貧困状態だと言われています。厚生労働省の発表によると「子供の貧困率」が13.9%なのです。
この数値はどのように算出されたのでしょうか。
実は、この「相対的貧困」は、OECD(経済協力開発機構)によって基準が定められているのです。
それは、
等価可処分所得(世帯の可処分所得を世帯人数の平方根で割って算出)が全人口の中央値の半分未満の世帯員
です。
少しばかりわかりにくいのですが、ざっくり言うと財布の中から一人で使えるお金なのです。… 続きを読む