「いじめが9月に一番多く発生する」という大津市の調査結果

これもまた、心地よい話題ではないのですが、ぜひ知っておいていただきたい情報なのでお伝えします。
滋賀県大津市の調査では、いじめが9月に一番多く発生していたのです。

滋賀県大津市と言えば、2011年に市内の中学校の当時2年生の男子生徒がいじめを苦に自殺するに至った事件があり、この事件が誘因となって「いじめ防止対策推進法」が制定されました。

さて、
いじめの月別の発生件数については、いろいろな調査があるようです。
4月の学級始めの仲間づくりの際に起こりやすいという調査や、10月頃の行事を仲間と一緒に行う時期が多いという調査もあります。

大津市の調査では、9月でした。
大津市がいじめに関するアンケート調査結果を2016年12月に発表した中に、いじめの「月別の発生件数」もあったのです。

添付したグラフをご覧ください。

このグラフを見ると、小学生も中学生も「とくにいじめを強く受けた時期」として「9月」を挙げた子が多いのです。
やはり、夏休み明けでストレスがかかり、あってはならないのですが、そのストレスが引き金になっていじめが発生するのかもしれません。

ぜひ、いじめのような不幸なことが起こらないように、その兆候をつかむ万全の体制をとってください。

9月1日前後の72時間が子ども自殺のピーク SOSの「受け取り方」に変化を
http://supervisor-ex.com/L90494/b100/12391