トロントのアライグマのようになろう

どんな場合にとことんやり抜き、どんな時に見切りをつけ、どうやって行きたい場所に到達するのか。私たちには、模範になるロールモデルが必要だ。トロントのアライグマのようになろう、と私は言いたい。

このようなカナダ・トロントのアライグマに対する尊敬を込めたコメントを、「残酷すぎる成功法則」の中でエリック・バーカー氏は述べています。 いったい、トロントのアライグマはどんな行動をしているのでしょう。

事件1
トロントのダンキンドーナツの店舗では、天井を突き破って店に侵入し、ショーケースに並べられているドーナツをほうばるアライグマが目撃されました。 店の天井をつたってニンジャのように忍びこみ、狙った獲物を確実にゲットして、静かにその場を立ち去ったのです。
http://supervisor-ex.com/L90494/b100/12361

事件2
トロント空港で、離陸準備中の飛行機にアライグマが潜入しました。アライグマは飛行機の換気システムに入り込んでしまったため、アライグマを引っ張り出すために、機体のパネルを取り外さざるを得なくなり、作業は数時間に及びました。 乗客は、この間、ひたすら待たされていました。
アライグマはようやく引っ張り出されると、あっという間に逃げ出して姿をくらましました。
http://supervisor-ex.com/L90494/b100/22361

事件3
トロント市で「生ゴミ用ゴミ箱」の支給が開始されたのですが、これがアライグマとの戦いの始まりでした。
アライグマは、このゴミ箱の中においしい食べ物が入っていることに気づきました。あっという間にゴミ箱をあさるアライグマが増えていったのです。 市は、人間の手でしか開けられないよう回転式のカギをつけたゴミ箱に変更しました。ところが、これまた、あっという間に開けられて荒らされたのです。
市民は、大きな石をふたに乗せたり、強力なゴムで止め口をふさいだり、週一回のゴミ回収の日まで生ゴミを冷凍庫に入れたり、それぞれ対策をたててアライグマと戦ってきたのですが、ことごとくやられてしまっているのです。 http://supervisor-ex.com/L90494/b100/32361
市長は言います。
「アライグマ国の民衆はとても賢く、腹を空かせていて必死だ・・・しかし、我々に敗北という選択肢はない。」

トロントのアライグマのように、乗り越えるべき課題がどれほどあろうと決して諦めず、課題をゲームのように扱って自分のやりたいことを実現していきましょう。