ラグビーワールドカップのマスコット

夏休みに、外国語大学を目指す高校生を相手に、ラグビーワールドカップにちなんだ講座を行う機会がありました。
そこで、少しばかりがっくりきたのが、ラグビーワールドカップのマスコットの知名度のあまりの低さでした。

東京オリンピック・パラリンピックのマスコットについては、全国の小学校で学級ごとに投票したことで、様々なメディアが取り上げ、知名度が高くなりました。
ですから、名前は言えなくても、あのデジモン風のマスコットはオリンピック・パラリンピックのマスコットだと知っているのです。(名前は「ミライトワ」「ソメイティ」と言います。) 実際に、高校生たちはよく知っていました。

しかしながら、ラグビーワールドカップのマスコットについては、まったく認知されていません。
と言いつつ、無責任なのですが、実は私も知らなかったのです・・・

ですから、少しは責任も感じ、せめてこのメルマガの読者の皆さんに知ってもらおうと考えたのです。

さて、
添付したマスコットを見ていただくと分かるように、なんとなく髪がふわふわしています。
そして、名前が「レン」と「ジー」。合わせて「レンジー」です。
なんとなくアレかなという感じがしませんか。
そう「連獅子」です。

あまりにも「まんま」の感じがしますが、このマスコットは連獅子から連想されたのです。

2018年の1月26日に発表されたマスコット決定記事からデータを紹介しましょう。
https://www.rugbyworldcup.com/mascot?lang=ja

1 名前
ペアでは「レンジー」(Ren-G)と呼ばれるが、白い髪の方は親の「レン」(Ren)、赤い髪は子の「ジー」(G)である。

2 由来
この日本に古来より住んでいる精霊(獅子)が、ラグビーワールドカップの日本そしてアジア初開催決定をきっかけにラグビーとそのコア・バリューと出会って生まれたのが、レンジーである。

3 外見
外見は、顔がラグビーボールの形になっていて、外見には連獅子や獅子舞に似た部分もある。

4 役割 レンジーはラグビーの5つの価値(品位INTEGRITY、情熱PASSION、結束SOLIDARITY、規律DISCIPLINE、尊重RESPECT)を体現しているので、ラグビーの精神を日本から、アジアや世界に広げることが生きがいである。

ぜひ、「レンジー」のことを覚えていただき、子供たちにも紹介して、ラグビーワールドカップを応援してください。