「スーホの白い馬」が代表作の大塚勇三さんが亡くなった

2年生の国語教材「スーホの白い馬」の原作者、 大塚勇三さんが18日に亡くなったと報道がありました。

もちろん、モンゴル民話を再話した「スーホの白い馬」が大塚さんの代表作です。
ところが、「長くつ下のピッピ」の翻訳もしていたと知ってびっくりしました。
「長くつ下のピッピ」を私は小さな時に読んでいたのです。それもシリーズで。

さて、
スーホの白い馬について、データベースを調べていくと、初めて教科書に載ったのは1973年(昭和48年)だということがわかりました。 現在の教科書にも掲載されてるので、もう45年間も載っていることになります。
レファレンス共同データベース
http://supervisor-ex.com/L90494/b100/12341続きを読む

「いじめが9月に一番多く発生する」という大津市の調査結果

これもまた、心地よい話題ではないのですが、ぜひ知っておいていただきたい情報なのでお伝えします。
滋賀県大津市の調査では、いじめが9月に一番多く発生していたのです。

滋賀県大津市と言えば、2011年に市内の中学校の当時2年生の男子生徒がいじめを苦に自殺するに至った事件があり、この事件が誘因となって「いじめ防止対策推進法」が制定されました。

さて、
いじめの月別の発生件数については、いろいろな調査があるようです。
4月の学級始めの仲間づくりの際に起こりやすいという調査や、10月頃の行事を仲間と一緒に行う時期が多いという調査もあります。

大津市の調査では、9月でした。
大津市がいじめに関するアンケート調査結果を2016年12月に発表した中に、いじめの「月別の発生件数」もあったのです。

添付したグラフをご覧ください。

このグラフを見ると、小学生も中学生も「とくにいじめを強く受けた時期」として「9月」を挙げた子が多いのです。… 続きを読む

9月1日問題

子供の自殺が一番多い日。
それは、9月1日です。

9月1日問題と言います。
冬休み明けの2018年1月8日のメルマガでも話題にしましたが、夏休み明けに、学校に行くのが恐怖でしかたなく、思いあまって自殺する子供が多数いるという問題です。 今年はカレンダーの関係で、始業式が8月27日(月)か9月3日(月)の学校が多いと思います。
ぜひ、少しでも気になるお子さんがいたらアクションしてください。

9月1日問題。
添付したデータを見れば、一目瞭然です。
平成26年度自殺対策白書(抄) http://supervisor-ex.com/L90494/b100/12381続きを読む