「ジョハリの窓」

「ジョハリの窓」という自己理解のためのツールがあります。
自分と他人、それぞれに「知っている」「知らない」領域があるというマトリックスデルです。

・自分は知っている
・自分は知らない

・他人は知っている
・他人は知らない

これを組み合わせると、4つの領域ができます。
この領域のことを「窓」と呼んでいます。

添付した画像をご覧いただくとわかりやすいと思います。

「ジョハリの窓」には4つの「窓」があるのです。… 続きを読む

指示を「疑問形」で伝えてはいけない

今日の話題も、向山洋一氏から「わかりやすい話し方」を学びます。

向山氏は、指示を出すときには、明晰な言葉ですぱっと伝えべきだと言います。
そして、指示を「疑問形」で伝えることを痛烈に批判しているのです。

例えばこんな言い方です。

「今日は早く帰ったほうがいいんじゃないかな」

これは、教師としては「早く帰ってほしい」ということなのですが、聞いてる方はどうしたらよいのか迷います。

これは「遅くてもかまわわない」ということか、それとも「早くしなければいけない」のか迷うのです。
また、早くすればよいと言うのですが、「少し早くすればいいのか」「3分早くすればいいのか」「1分以内なのか」、考えだしたらキリがありません。

でも、このような「疑問形」で指示をする教師は意外とたくさんいます。

なぜ、「疑問形」で指示をするのでしょうか。… 続きを読む

わかりやすく話す時も「見出し」「リード文」で

2018/09/25

大坂 全米V 4大大会 日本人初

これは、大坂なおみ選手が全米オープンで優勝したときの、新聞の「見出し」です。
これに続く「リード文」は次のようです。

女子テニスの大阪なおみが、8日、ニューヨークで行われた全米オープンの女子シングルス決勝で、元世界ランキング1位のセリーナ・ウィリアムズを6−2、6−4で破り初優勝した。4大大会のシングルス制覇は、日本テニス史上初めての偉業。

このように、新聞では、
まず、「見出し」で、ざっくりと全体の内容をつかませます。… 続きを読む