「ジョハリの窓」

「ジョハリの窓」という自己理解のためのツールがあります。
自分と他人、それぞれに「知っている」「知らない」領域があるというマトリックスデルです。

・自分は知っている
・自分は知らない

・他人は知っている
・他人は知らない

これを組み合わせると、4つの領域ができます。
この領域のことを「窓」と呼んでいます。

添付した画像をご覧いただくとわかりやすいと思います。

「ジョハリの窓」には4つの「窓」があるのです。

1 「自分は知っている」「他人は知っている」領域=「開放の窓」
これは、自分にも他人にも周知のことです。オープンな内容です。
他人に隠すことなく、話すことができます。
私に関しては、

渡辺喜男・元教師・猫を2匹飼っている・バイキンマンが好き・・・

なんてことです。
この領域を「開放の窓」と言います。

2 「自分は知らない」「他人は知っている」領域=「盲点の窓」… 続きを読む

指示を「疑問形」で伝えてはいけない

今日の話題も、向山洋一氏から「わかりやすい話し方」を学びます。

向山氏は、指示を出すときには、明晰な言葉ですぱっと伝えべきだと言います。
そして、指示を「疑問形」で伝えることを痛烈に批判しているのです。

例えばこんな言い方です。

「今日は早く帰ったほうがいいんじゃないかな」

これは、教師としては「早く帰ってほしい」ということなのですが、聞いてる方はどうしたらよいのか迷います。

これは「遅くてもかまわわない」ということか、それとも「早くしなければいけない」のか迷うのです。
また、早くすればよいと言うのですが、「少し早くすればいいのか」「3分早くすればいいのか」「1分以内なのか」、考えだしたらキリがありません。

でも、このような「疑問形」で指示をする教師は意外とたくさんいます。

なぜ、「疑問形」で指示をするのでしょうか。
これは、具体的にすると「管理的」だと勘違いしているのではないかと向山氏は言っています。
大切なので、そのまま引用します。

「具体的に示す」と、管理をしすぎると思う人がいるらしい。
逆である。
疑問形のアイマイ指示は、アイマイであることによって「子供のすべて」を束縛する。
子供は、疑問形のあれこれに関わるため、すべて束縛される。
したがって自由はない。不自由なのである。
「具体的な指示」は、その「具体的な部分」だけを守ればよい。他の部分は、自由でよいことになる。
(中略)
「疑問形のアイマイ指示」は、子供を混乱させ、無定量に束縛するのである。… 続きを読む

わかりやすく話す時も「見出し」「リード文」で

2018/09/25

大坂 全米V 4大大会 日本人初

これは、大坂なおみ選手が全米オープンで優勝したときの、新聞の「見出し」です。
これに続く「リード文」は次のようです。

女子テニスの大阪なおみが、8日、ニューヨークで行われた全米オープンの女子シングルス決勝で、元世界ランキング1位のセリーナ・ウィリアムズを6−2、6−4で破り初優勝した。4大大会のシングルス制覇は、日本テニス史上初めての偉業。

このように、新聞では、
まず、「見出し」で、ざっくりと全体の内容をつかませます。
そして、5W1Hにそって、より細かく個別のことを知らせていく仕組みになっています。

この「見出し」「リード文」の流れの書き方が、読者にとってわかりやすいのです。

さて、
向山洋一氏が、わかりやすい「話し方」について、次のように書いています。

道順を教えることを考えればいい。
次の店は私が、昨日行った店である。

「改札口を出て右側に行ってください。すぐに踏み切りがあります。
踏み切りを渡るとすぐに、左側に曲がる道が2本あります。
そのうちの線路沿いの次の道、左斜めに入っていく小さい道を行きます。
10m行くと左側にお店があります。鳥樹という店です。」… 続きを読む