みんな同じ味なら、まずい!

最近、ひどく「まずい」ものを食べたので、半分怒りながら?メルマガを書きます。
ほんとにまずかったんだから。

近所の商店街は、飲食店の栄枯盛衰が激しく、「あれっ、この場所、前はうどん屋じゃなかったっけ」というようなことがたびたびです。

先日も、前はとんこつラーメンの店だったところが、いつの間にか、昼は定食を扱う飲み屋さんになっていました。

それが、値段が安い。
わかめうどん200円、定食が500円です。

私は、いつかこの店に入って、おいしければ贔屓の店にしようと思っていました。

そのチャンスがやってきました。家族が用事で出かけ、私一人で昼食をとることになったのです。

昼過ぎ、店に入ると、誰もいません。
いやな予感がします。

メニューを見ると、定食は「唐揚げ定食」「フライ定食」「ぎょうざ定食」の3つがありました。
これは、なんだか盛りだくさんそうな「フライ定食」にしました。

店員さんが、厨房に戻り、調理を始めました。
「はいっ、お待たせしました」
2分もかからず、あっという間に「フライ定食」が目の前に並びました。
早すぎます!

フライ定食とは、キャベツのせん切りの上に、アジフライ?、クリームコロッケ?、あと、白身魚のフライ?がのったものでした。
もちろん、わかめの味噌汁とご飯があります。そうそう、浅漬も少しついていました。

ソースをかけて、アジフライを口に入れました。
うん、熱い。で、アジというのかよくわかりませんが、なんとなくアジっぽい魚というのだけはわかります。
次に、クリームコロッケ、白身魚のフライを口にします。
何!みんな同じ味なのです。どれも同じ味。もう笑っちゃうくらい同じでした。

まずい。

素材が違っているのに、同じ味です。
どんな材料を使ったか、調理法はどんなやり方かわかりませんが、みんな同じ味なら、一口で飽きます。

と、ここで考えました。
教室も同じではないか。

みんな同じ味の子供ばかり育てる教室は、まずいです。
いろいろな味の子供を育てる教室だからこそ、おいしいのです。

わかってもらえるでしょうか、このニュアンス。