「いきなり100点を取ろうとする」と手戻りが発生する

はいっ、「手戻り」発生。やり直し!
そんな声は、絶対聞きたくありませんね。

「職場の問題地図」の著者、沢渡あまね氏によると、手戻りが発生する原因は次の4つです。

1 いきなり100点を取ろうとする

2 状況(の変化)に対応できていない

3 仕事のやり方や品質がバラバラ

4 レスや判断が遅い

どうですか。
どれか、思い当たるところはありませんか。

昨日、例として挙げた参加賞の件は、「1 いきなり100点を取ろうとする」ことに該当します。

沢渡あまね氏も書いているんですが、この手戻りの原因が一番多いのです。
これまでの私の「やっちまった」経験からしても、「そうだなあ。100点、ホームランをいきなり狙っていたなぁ」というのがかなりあります。

まず、仕事のイメージのすり合わせをしないで走り出してしまいます。
そして、自分のやり方とペースで突っ走る。
すると、いつも期限ギリギリになってしまう。
そして、提出。

こちらのイメージは、相手から「すばらしい出来です。とってもいい」と言ってもらえるイメージなのですが、だいたい、それは「勘違い」です。

結局、最初からやり直す羽目になります。
それが、まだ余裕のあるうちならいいのですが、期限ギリギリなので、夜遅くまでかけてやるしかないのです。

いきなり100点を取ろうとしてはいけません。

このことは、子供たちに言ってることじゃないですか。
コツコツとステップを踏んで、100点を取るんです。
仕事も一緒なんですね。

「職場の問題地図」 沢渡あまね

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