発達デコボコ

発達障害のお子さんが、教室にいる割合は、文部科学省の平成24年データによると、約6.5パーセントです。
すると、30人が在籍する学級でしたら、2名いることになります。ただ、実感として、もっといるというのが、教師としての実感です。
5人くらいいるというのが実感です。いやいやもっと・・・。

この頃は、発達障害の様態が広く認知されてきました。
それでも、どうも、「障害」という言葉が気になるのです。
私自身、「また、やっちまった」と以前、書いたように、ADHDの特性・傾向があります。
あるサイトでチェックしてみると、見事に当てはまります。

https://adhd.co.jp/otona/selfcheck/

が、特段、仕事に支障が生じさせたり、生活に支障を生じさせたりするほどの行動は行っていません。
仕事に支障が生じるとは、時間を守れなかったり、気が散りやすく人の話を聞かなかったり、値段を間違えたりするようなことです。… 続きを読む

対決読み

先日の若い先生向けの国語教え方セミナーでの「音読講座」が終わった後、一人の参加者が質問をしにやってきました。
「渡辺先生、ありがとうございました。これから、音読を大切にして、授業をやっていきます。ところで、『対決読み』って資料にありますが、どんな読み方なんですか?」
そうでした。講座では、基本中の基本の音読のみ提示して、バリエーションは時間の関係で、紹介しておりませんでした。

私の紹介した基本の音読は、以下の通りです。
1 教師の一文読みに続けて、同じ文を一文ずつ読ませる。(追い読み)
読めない漢字など、ここですばやく書かせる。 簡単な意味も、ここで説明してしまう。
2 教師の一文読みに続けて、一文ずつ読ませる。(教師との交代読み)… 続きを読む

バイクで行くぜ!

雨がしとしと降っていて、校庭で休み時間遊べず、なんとなく、気持ちまでどんよりしているような日がありました。
たまたま、その日、避難訓練があったのですが、雨で、校庭に集まらず、廊下で人数確認して終了となりました。
5分ほど時間があまりましたので、次のような「小話?」をしました。
大爆笑でした。

1年生のA君。初めての作文の宿題が出ました。
先生は、「家であったことを、そのまま書きましょう」と言いました。

A君は、家に帰り、お母さんに「作文ってどうやって書いたらいいの?」と聞きました。
お母さんは、電話中だったので、「後で」と答えました。
A君は、これもあったことだと思い、作文用紙に『後で』と書きました。

次にお父さんがビールを飲んでいたので、「お父さん、お酒好き?」と聞いたら、『あったりまえよ!』と答えました。これも書きました。… 続きを読む