昨夜、「45分で、たった一つの大切な技を身につける講座」という講座を開催しました。
3、4、5月に開催した「教え方セミナー」で、教師として大切な技の数々を紹介しました。「紹介」としたのは、教え方セミナーは、1つの講座が7~10分の短い講座だからです。これは、講座参加者にとっては、「知る」というレベルだと思います。
次は、その一つ一つをしっかり身につける番だと考えました。
そう、45分という少し長い時間で、たった一つだけ、大切な技を身につけてもらいたいと思ったのです。
第1回目の昨日は、「音読アラカルトを身につける」というのが講座のテーマでした。
項目は、
1 追い読み
2 教師との交代読み
3 グループ内で、一文ずつ交代で読ませる。(グループでリレー読み)
4 学級全員ででリレー読み
5 クラス全員で一斉に読む (一斉読)
6 対決読み
7 たけのこ読み
8 指名無し音読
9 間違え読み
* 音読するスピード
* 他教科、テストでも音読
です。
目を見張ったのは、初任2年目の先生が、どんどん上手になっていくことでした。
特に、「教師との交代読み」で、子どもの読みの最後にかぶせるようにして読む技能がありますが、その「かぶせ読み」がどんどん上手になっていくのです。教えていて、気持ちよいほどでした。
「たけのこ読み」や「間違え読み」も好評でしたので、機会があれば、別途、紹介したいと思っています。