雨ガエルもツバメもいなくて困る

九州地方が、豪雨だそうで、すごく心配しています。

さて、
5年生の理科で、「天気の変化」の単元があります。その中で、「天気のことわざ」にふれる活動を組んだ経験のある先生もいると思います。
「天気の変化について興味・関心をもって追究する活動を通して,気象情報を生活に活用する能力を育てる」
という学習指導要領理科解説編に関連します。気象衛星も何もなかった時代の先人の知恵にふれましょうか。

でも、もう、横浜のような都会では、生き物自体が見られなくなって、体感・実感できなくなってきています。
私にとって、一番、実感できるのが、次のことわざです。

雨ガエルが鳴くと雨

調べてみると、湿度が高くなるとカエルの活動が活発になるため、カエルが鳴くと雨になるとのこと。
雨ガエルがぴょんぴょん跳ねながら、ゲコッゲコッと鳴いていたのを思い出しました。
でも、雨ガエルがいません。

これなんかも、わかります。

ツバメが低く飛ぶと雨が近い

湿度が高くなると、虫の羽が湿って低く飛ぶようになる。それを餌にしているツバメも低く飛ぶとのこと。
ツバメがピューッと、家の軒をかすめていくのを思い出しました。
でも、ツバメの巣がほとんどなくなり、ツバメが姿を消しました。

一方、今の子でも実感できることわざもあります。
それは、

夕焼けは晴れ

です。夕焼けが見えるということは、西の空が晴れているということ。雲は西から東に移動するので、明日は晴れるのです。
理科的なよいことわざです。

なお、こんなことわざもありますが、全くあてになりません。

ネコが顔を洗うと雨

湿気を敏感に感じ取ることができる猫は、湿り気を嫌がり顔を洗うとされているとのこと。
でも、私の家のネコは、気ままに、いつでも顔を洗っている気がします!?