奈良の大仏はでかい 1

6年生の社会科で、奈良の大仏について学習します。
内容は、学習指導要領の解説によると、以下の通り。

「「大仏造営」について調べるとは,例えば,聖武天皇の発案のもとに,行基らの協 力により国家的な大事業として東大寺の大仏が造られたことを取り上げて調べ,天皇 を中心にしてつくられた新しい国家の政治が都だけでなく全国にも及んだことが分かるようにすることである。」

この「国家的な大事業」を理解させるために大切なのが、大仏がどれだけ巨大だったかを、まず、実感させることです。
しかし、高さ・長さを示した図面を子ども達に提示しても、「でっかいなあ」と驚き、大きさを実感することはないでしょう。

この「でっかいなあ」と実感させる方法が、これまで工夫されてきました。
一つ目は、「鼻」を実物大で作って鼻の穴の大きさを通して、「でっかいなあ」と実感させる方法です。… 続きを読む