タオルキャップ

本当に暑いです。
今日は、息子があの猛暑で有名な館林市に出張するというので、自慢できるから頑張ってこいと声をかけたところです。
今回は、水泳ネタです。暑いので。

この頃、バス停などで、スイミングスクール帰りの子どもたちに出くわすことがあります。実は、そのたびに、私はぎょっとしているです。それは、スイミング帰りの子どもたちが、何と言うのでしょうか、調べると「タオルキャップ」なるものをかぶっているからです。
スイミングスクールが終わって、濡れた髪の毛を拭いて乾かす間もなく家に帰ることになります。今は、暑い季節ですが、寒い冬などそのままでは風邪をひいてしまうこともあるかもしれません。
ですから、本来ならグッドアイデアなのだと思います。

ですが、実は、私は、ずいぶん前に、白血病の女の子を担任したことがあるのです。もう、すっかり完治して、元気に小学校を卒業していきました。
当時、抗がん剤の影響で、髪の毛が抜け落ちて、彼女は帽子をかぶっていました。その帽子が、スイミイグ帰りの「タオルキャップ」に似ていたのです。
ですから、当時、健気に頑張っていたその子と、その子に気を遣って接していたクラスの子達のことも合わせて思い出して、胸がキュンとなってしまうのでした。

でも、もしかしたら、そのうち、学校の水泳授業のあとに、そんな「タオルキャップ」なるものが見られるようになるかもしれません。