ぶーちゃんハンコ

おはようございます、渡辺喜男です。

10月25日に「ABC」を使って、子どもたちのノートなどを評定していたことを書きました。
ところが、「ABC」はやはり、大学生っぽいんです。
その頃、担任していた1年生には、どうもなじまないと私は考えました。

そんな時、師尾喜代子先生が「ちょうちょハンコ」なるものを使って、1年生から6年生まで、「手なずけている」?ことを知りました。 師尾先生によると、6年生もこの「ちょうちょハンコ」をとてつもなく欲しがってたといいます。
「ちょうちょハンコ」をたくさん押してもらいたくて、ノートをていねいに書いたり、たくさん調べたりしたというのです。

当然、私は「ちょうちょハンコ」を探し回りました。ネットや大きな文房具店を探しまわったのです。
残念ながら、「ちょうちょハンコ」はどこにもありませんでした。

うーん、私は思案して、「ちょうちょハンコ」の代わりのハンコを見つけることにしました。
見つけたのは、「ぶーちゃんハンコ」です。
ちょうちょのように上品ではないのですが、まあ、私にふさわしい?ぶたのイラストのハンコですね。

さて、
その「ぶーちゃんハンコ」の使い方です。
「ABC」になぞらえて説明します。ただし、あくまで私のやり方です。

C→「ぶーちゃんハンコ」1こ
B→「ぶーちゃんハンコ」2こ
A→「ぶーちゃんハンコ」3こ

となります。

例えば、1年生でやっていたことですが、
連絡帳を書いてきたら、「ぶーちゃんハンコ」1こです。
丁寧に書いてきたら、「ぶーちゃんハンコ」2こです。
みんなのお手本になるような丁寧さだったら、「ぶーちゃんハンコ」3こです。

では、「B+」のような、言ってみれば「惜しいなぁ」というような評定はどうしていたのでしょうか。

私は、ぶたの「耳」を使っていました。

「B+」は
「ぶーちゃんハンコ」2こと「耳」だけを押していたのです。

私のお気に入りの工夫なのですが、いかがですか。