おはようございます、渡辺喜男です。
この3月に退職してから、一念発起(?)して料理教室に通ってることは、以前ブログに書きました。
さて、その月一回の料理教室が11月にもあり、今回の教室では「温玉牛丼」をメインに学習しました。
そこで、初めて知って衝撃を受けたのは、「温泉たまごって、半熟たまごと違うんだ!」ということでした。
はずかしながら、私は、温泉たまご=半熟たまごだと思い込んでいました。
くどいようですが、私の理解のために、2つのたまごの違いを整理します。
半熟たまご=白身は完全に固まる(カタッ)+黄身は不完全に固まる(トロッ)
温泉たまご=白身は不完全に固まる(トロッ)+黄身は完全に近い不完全に固まる(ドロッ)
なんだかわかりにくいですね。
ちなみに、「ゼクシィ キッチン」では、
「白身が固まらずに黄身が固まった状態の温泉たまご、白身が固まって黄身が半熟のゆでたまご」
と説明しています。
https://zexy-kitchen.net/columns/202
この違いはどうしてできるのかというと、たまごを加熱したときに黄身のほうが白身よりも低い温度で固まるという性質によるものです。
黄身は65〜70℃で固まりますが、白身が固まるのは75〜80℃です。
ですから、70℃くらいで加熱していれば、「黄身は固まる・白身は固まらない」状態になるのです。
温泉は65〜70℃という黄身が固まらない程度の温度になっていることが多いので、この湯にたまごをつけておくと黄身だけが固まった温泉たまごになるのです。
では、温泉たまごを作ってみたくなった方のために、私が習ったレシピを紹介しておきます。
(材料)たまご2個 +熱湯カップ4(800 ml) 水カップ3/4(150 ml)
たまごは冷蔵庫から出したての冷たいものを使います。
(作り方)
1 鍋に、カップ4の湯を沸騰させる。火を止めて、すぐに分量の水を加える。
2 たまごを入れてふたをする。そのまま20分おき、取り出す。
簡単ですね。
でも、トロットロッでおいしいので、ぜひ試してください。