兵庫のパンダ 和歌山のパンダ

上野動物園のパンダだけが、日本にいるパンダではありません。
兵庫、和歌山にもパンダはいるので、そちらにも注目してみましょう。

兵庫県神戸市立王子動物園
http://www.kobe-ojizoo.jp/

ここに、「旦旦(タンタン)」というパンダがいます。
この王子動物園は、中学生までは入場料が無料なことと、小さな遊園地が隣にあることからファミリー層に人気の動物園です。

以前はオスの「興興(コウコウ)」とメスの「旦旦(タンタン)」がいましたが、2010年に興興が亡くなり、現在は旦旦だけが動物園にいます。

2000年に中国からやってきたこともあり、一般公募で「新しい世紀の幕開け」という意味をこめて「旦旦(タンタン)」と名付けられました。 「元旦」の「旦」ですね。
太陽が地平線上に現れる様子を表した語源そのものです。

和歌山県白浜町 アドベンチャーワールド
http://www.aws-s.com/

こちらは、和歌山県白浜町にある動物園、水族館、遊園地が一体になったテーマパークです。
入園料は以下の通り。民間営業なので、それなりのお値段です。
大人(18歳以上)    4,500円
中人(中学生・高校生) 3,500円
小人(幼児・小学生)〉 2,500円

上野動物園で、赤ちゃん「シャンシャン」が生まれたことが、大きく話題になっています。
でも、アドベンチャーワールドでは、桁違いにパンダが生まれているのです。

2000〜16年の間に全15頭も生まれています。最近でも、2012年に1頭、14年に双子、16年に1頭が生まれているのです。 これって、もっと取り上げられていいですよね。

現在、オスの「永明(えいめい)」「海浜(かいひん)」、メスの「良浜(らうひん)」「陽浜(ようひん)」「優浜(ゆうひん)」と5頭のパンダがいます。 永明は北京生まれですが、あとの名前に「浜」が付くパンダは、このアドベンチャーワールドで産まれています。

白浜の浜にちなんでつけられているのです。
「海辺のパンダ」でしょうか。

どうも、上野のパンダはすぐには見られそうにありません。
ぜひ、兵庫、和歌山のパンダにも、注目してみてください。