簡単そうで難しい面積問題

「大きさのちがう3つの正方形をならべた形の面積を答えよ」
あなたは、この小学校4年生の算数問題が解けますか。

こんな問題です。簡単そうで難しいとTwitterで話題になっていたそうです。
(添付ファイルを見て下さい)

(簡単そうで意外に難しい小学校4年生の算数の問題を日能研全国1位が解説してみた)
http://bit.ly/2DBGMKA

実際に、小学校4年生に問題を出すことを考えて、自分で解いてみてください。

方程式を使えば、簡単ですね。

真ん中の正方形の一辺をxとします。
すると、左の正方形の一辺は「x−8」となります。
また、右の正方形の一辺は」「x−3」となります。
これらの合計が25です。

「x−8」+「x」+「x−3」=25

これを解いて、
3x−11=25
3X=36
x=12

面積の合計は、

(12−8)×(12−8)+12×12+(12−3)×(12−3)=16+144+81=241

答え 241平方センチメートル

だけど、小学校4年生は方程式を学習していないから、それを使ったらダメだという人がきっといます。

では、どうやって解きますか。

こういうときは、要領よくやろうとせずに、いろいろ当てはめて計算してみる「肉体派」が有効なこともあります。

やってみましょう。

真ん中の正方形の一辺を、とりあえず「10」とします。
すると、
(10−8)+10+(10−3)=19
となります。
合計が、25ではないので、バツです。

「11」とします。
すると、
(11−8)+11+(11−3)=22
となります。
これも、バツです。

「12」とします。
すると、
(12−8)+12+(12−3)=25
となります。
ビンゴです。

こうして、
面積の合計は、

(12−8)×(12−8)+12×12+(12−3)×(12−3)=16+144+81=241

答え 241平方センチメートル

となります。
こんなやり方で、解いてみました。

皆さんは、小学校4年生にわかるように、どんなやり方で解きますか。

もし、見つけたら教えてください。

渡辺喜男へ
777watanabe@gmail.com