「GRIT」 グリッドorグリット?

先日、ちょっとした?言い間違いを指摘されて、大変恥ずかしい気持ちになっています。
それは、今も、書店に平積みされているアンジェラ・ダックワースの「やり抜く力」です。
そう、「GRIT」です。

私は、ずっと「GRIT グリット」のことを、「グリッド」と言っていました。
「グリッド」では、GRID「格子」です。

「GRIT」は、(困難にあってもくじけない)勇気、気概、闘志なのです。
あ−、恥ずかしい。

そう言えば、子供たちもそうですが、先生たちも「ドッジボール」(ドッヂボール)のことを、よくドッチボールと言います。
「このボールは、どっちのチームのボールなのだろう」という言葉の意味に引っ張られたんだと思います。

しかし、ドッジボールの「dodge ドッジ」の意味は、「かわす」「避ける」です。
ちなみに、ドッジボールを漢字で書くと「避球」になります。

こんなのもあります。
「simulation シミュレーション」のことを「シュミレーション」と言う人がいます。
恥ずかしながら、私もそうでした。
趣味という言葉に引っ張られたのだと思います。

まだ、ありました。
「tethering テザリング」のことを「デザリング」と言う人がいます。
これも、恥ずかしながら、私もそうでした。
デザインという言葉に引っ張られたのだと思います。
しかし、牛や馬を木につなぎとめる動詞である「tether(テザー)」を現在進行形にして、「tethering テザリング」なのです。

いやいや、気をつけなくちゃいけませんね。