「本当によい先生」の見分け方」ミニ定規を使わせるかどうか?

今日は、須貝 誠先生の「本当によい先生の見分け方」の2つ目、「ミニ定規を使わせるかどうか?」についてです。
もちろん、ミニ定規を使わせる先生がよい先生です。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55260

ミニ定規を使わせるかどうかは、消しゴム同様、算数において重要なのです。
須貝先生は、筆算を書くことを例にして、ミニ定規を使わせた方がよいと言っています。

小学生を見ていると、筆算で書く=の横の線が曲がる、斜めになる、右上がりになってくる、という子が多い。
右上がりになるにつれて数字も小さくなる。
斜めになった数字を見て、たし算するから、位がそろわずに正しい答えを出せない。
文字の大きさはそのままでも、斜めになってしまう子もいる。

教える側としては、どうすべきか?
答えは明快。定規を使用させるべきだ。
ミニ定規を使うと筆算のとき、位もそろうようになる。計算ミスも減る。ミニ定規を使わせる先生が、よい先生だ。

そうですね、ミニ定規を使う理由は、位をそろえるのが主な理由なのです。位さえそろえば、つまらない計算ミスは激減します。
また、ミニ定規を使っていけば、自然にノートが整ってきます。すると、さらに見やすくなって、つまらないミスが減っていくのです。

でも、一口に「ミニ定規」といってもいろいろなものがあります。
画像のようにカラフルな定規、折りたたみ式の定規、模様が描ける定規などいろいろあるのです。

これでは、返って、気が散ってしまう子もいます。
順次、「シンプルな」ミニ定規に替えさせていきたいものです。
まあ、強引に替えさせなくても、「壊れたらシンプルな定規にしようね」「なくなったらシンプルな定規にしようね」と声をかけておきます。 子どものことですから、そのうち壊れたり、なくなったりします。

もちろん、忘れた子用に、教師の手元にシンプルな定規をたくさん用意しておくことが大切です。
三角定規で代用しようとする子にも、これを貸し出すのです。

(お詫び)
昨日の記事に書き間違いがありました。
訂正いたします。
(誤)
3 宿題を出すのに先生がよい先生
4 プリントで授業したい先生がよい先生
(正)
3 宿題を出さない先生がよい先生
4 プリントで授業しない先生がよい先生
なお、バックナンバーサイトの記事は訂正済みとなっています。
http://betterlifebk2.site/

申し訳ありませんでした。