スポーツジム 車で行って チャリをこぐ

2018年5月23日、第一生命は、今年で31回目となる「サラリーマン川柳コンクール」のベスト10を発表しました。
栄誉ある一位は「スポーツジム 車で行って チャリをこぐ」(あたまで健康追求男/60代/男性)でした。

サラリーマン川柳は、第一生命が企画・発表するコンクールです。
昨年9月から11月にかけて、全国募集した作品(応募数4万7559句)の中から、まず2月に優秀100句を発表し、そしてその優秀作品を対象にファン投票を行って決めました。 http://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/index.html

では、ベスト10を掲載します。
1位「スポーツジム 車で行って チャリをこぐ」(あたまで健康追求男/60代/男性)
投票者のコメント「まさにそのとおり!(20代)」「あまのじゃくでクスッと笑えて共感した(30代)」
スイミングクラブやサッカー教室に子供を車を使って送り迎えしてるのってなんか変、と思っているのは私だけでしょうか。

2位「「ちがうだろ!」 妻が言うなら そうだろう」(そら/40代/女性)
3位「ノーメイク 会社入れぬ 顔認証」(北鎌倉人/50代/男性)
4位「効率化 進めて気づく 俺が無駄」(さごじょう/30代/男性)
5位「電子化に ついて行けずに 紙対応」(トリッキー/50代/男性)
6位「「マジですか」 上司に使う 丁寧語」(ビート留守/70代/男性)
7位「父からは ライン見たかと 電話来る」(アカエタカ/60代/男性)
8位「「言っただろ!」 聞いてないけど 「すみません」」(中っ端/40代/男性)
投票者のコメント「同じ経験をして思わず笑ってしまった。」(20代)
この頃、自分の記憶に自信がないので、「もしかしたら、すでに報告を受け取っているのかもしれないけど、記憶にないので念のため聞きます。あれ、やってくれた?」と私は聞いてます。これはこれで情けない感じがしますが。

9位「減る記憶 それでも増える パスワード」(脳活/20代/男性)
10位「ほらあれよ 連想ゲームに 花が咲く」(さっちゃん/50代/女性)
コメント「私たち夫婦もあれあれってお互いに笑いながら思い出す速さを競って楽しんでいます。」(40代)
まさしく、私たち夫婦も同じです。だいたい妻が早く思い出して、私の負けです。

ちなみに、「川柳」とは五七五の定型詩ですが、季語の制約がなく、話し言葉で書かれて親しみやすいのが特徴です。
季語を意識すると書きにくいですが、季語の制約がないと子供でも楽しく作ることができますよ。
ネットでちょっと調べてみました。

かぶとむし かってみたけど さわれない
寝坊した 急いで行ったら 日曜日
運動会 練習したけど 熱が出た

これくらいなら、書けそうですよね。