交通事故・他殺・自殺の死者数の「利用可能性ヒューリスティクス」

昨日、世界の自動車事故と航空機事故の死者数を比べてみました。
では、日本では自動車事故と航空機事故の死者数はどうなっているのでしょう。

警察庁が発表した2017年の交通事故による死者数は3694人です。

一方、厚生労働省が発表した航空機事故の死者数は8人です。
ただ 旅客用の飛行機による死亡事故は0で、死者数は0なのです。
厚生労働省 平成28年(2016) 航空交通事故の動向
http://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h29kou_haku/pdf/zenbun/h28-3.pdf続きを読む

航空機事故の可能性を高めに見積もるのはなぜか

「飛行機は怖い」「墜落事故が起こるかもしれない」と言って、遠方に行くのに飛行機に乗らない人がいます。そして「落ちないから安心」と自動車に乗って行くのです。 さて、航空機事故に対するこのような認識は正しいのでしょうか。

航空機の安全性についての情報を提供するアビエーション・セーフティー・ネットワーク(ASN)という組織があり、航空機事故に関するデータを発表しています。 https://aviation-safety.net/index.php

それによると、年ごとの航空機事故による死者数は以下のように推移しています。

1972年:2379
1980年:1300
1990年:712
2000年:1148
2010年:943… 続きを読む

瀬戸ワンタン 日暮れ天丼

今年の高学年の課題図書「奮闘するたすく」は、夏休み自由研究のために介護デイサービスを見学するお話です。
その一場面にお年寄りがカラオケをする場面があり、「瀬戸の花嫁」を歌うのですが、それが大盛り上がりなのです。

実は、歌っている「瀬戸の花嫁」の歌詞に合わせて、合いの手を言うのです。
これはある年代以上な方々はよく知っていると思います。私はよく知っています。
しかし、主人公のたすく君は全く知りません。また、このメルマガの若い読者も知らないと思いますので紹介します。
もしかしたら、役に立つかもしれません。(立たないか?)

その部分を引用します。

「せとは〜」
よし子さんは歌いだした。
あれ?… 続きを読む