他の学年の先生よりも1時間分早く道徳の授業をやる

私が所属しているサークルのメンバー、高橋優先生が、サークルで配布している冊子のために原稿を寄稿しました。
内容は学年経営についてです。高橋優先生は学年主任なのです。
その教材研究のやり方に目が止まりました。一部だけ引用します。

ポイント1 教材研究
国語と算数は、全単元Wordで授業案を作り、学年の先生に紹介している。時間があるときは、道徳の授業案も紙ベースで紹介する。  国語と道徳は発問、算数は授業の流れが明確になるように気をつけている。
サークル冊子「いぶき」秋号 「学年経営 3つのポイント」 高橋優

いやいや、とってもすごいです。
私にはとてもできないと思うし、「やってなかったなあ」というのが正直なところです。

さて、ここで特徴的なのは、道徳について言及していることです。
もしかしたら、時節柄、とても大切なことかもしれません。
このメルマガの読者で学年主任をしている人にも、ぜひやってもらいたいと思いました。

それは、他の学年の先生よりも1時間分早く道徳の授業をやることです。
こんな流れでこんな発問をした、そうしたら子供からこんな反応があったということを紹介します。
加えて、子供が授業についてこのように記録したというポートフォリオを実際に示すのです。

道徳の教科化に伴った本格的な取り組みは、始まったばかりです。
まだまだ慣れない若い先生もたくさんいると思います。
道徳の記録・ポートフォリオは、とらなくてもその時はよいと思われるでしょうが、やっていないと後で通知表や指導要録を書くときに、困ってしまいます。 ぜひ、学年主任の先生は、率先して道徳の授業をやっていただいて、ポートフォリオも含めてスムーズに進めてもらいたいと思いました。

余計なお世話でごめんなさい。