「平均寿命」とは、0歳の平均余命のこと

7月20日、厚生労働省は、平成29年の日本人の平均寿命を発表しました。
平成29年の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.26歳で、男女ともに過去最高の寿命となりました。
平成29年簡易生命表の概況 主な年齢の平均余命 http://supervisor-ex.com/L90494/b100/12271

主な国と地域の平均寿命の発表もあり、

男性
1位香港
2位スイス
3位日本

女性
1位香港
2位日本
3位スペイン

となっています。
日本は長寿の国なのです。

これはもう実感として、わかります。
だって、近所に次々と老人用のデイサービス施設ができているのです。
前に、ガラス屋さんだったところが店をたたんで、次はなんだろうなぁと思っていたらデイサービス。
前に、クリーニング屋さんだったところが店をたたんで、次はなんだろうなぁと思っていたらデイサービス。
どの店も、かなりのにぎわいです。

さて、
厚生労働省の資料を読むと、「平均寿命」と「平均余命」は違うんだとわかりました。
これまで、同じものだと思っていたのです。
思い込みばっかりですね。

平均余命とは、ある年齢の人々が、その後何年生きられるかという期待値のことである。
Wikipedia http://supervisor-ex.com/L90494/b100/22271

それで「平均寿命」とは、0歳の平均余命のことなのです。
なるほどと思いました。

では、
0歳の男の子の平均余命と40歳の男性の平均寿命はどっちが長いのでしょうか。

0歳の子は平均寿命 81.09歳
40歳の男性の平均寿命 40歳+42.05歳(平均余命)=82.05歳

0歳の子が40歳までに亡くなる可能性の分、0歳の方が短くなります。

どうぞ、自分が、あと何年生きる可能性が高いか調べてみてください。
あと何年ですか。
それが、長いと感じるか短いと感じるかわかりませんが、とにかく、健康に生き延びるようにお互い気をつけていきましょう。