「スーホの白い馬」が代表作の大塚勇三さんが亡くなった

2年生の国語教材「スーホの白い馬」の原作者、 大塚勇三さんが18日に亡くなったと報道がありました。

もちろん、モンゴル民話を再話した「スーホの白い馬」が大塚さんの代表作です。
ところが、「長くつ下のピッピ」の翻訳もしていたと知ってびっくりしました。
「長くつ下のピッピ」を私は小さな時に読んでいたのです。それもシリーズで。

さて、
スーホの白い馬について、データベースを調べていくと、初めて教科書に載ったのは1973年(昭和48年)だということがわかりました。 現在の教科書にも掲載されてるので、もう45年間も載っていることになります。
レファレンス共同データベース
http://supervisor-ex.com/L90494/b100/12341

1 昭和48年 光村図書出版株式会社 しょうがくしんこくご 2年 下 スーホの白い馬 モンゴルみんわ 物語 2 昭和51年 光村図書出版株式会社 しょうがくしんこくご 2年 下 スーホの白い馬 おおつかゆうぞう 物語 3 昭和54年 光村図書出版株式会社 こくご二下 2年 下 スーホの白い馬 おおつかゆうぞう 物語
4 昭和57年 光村図書出版株式会社 こくご二下 2年 下 スーホの白い馬 おおつかゆうぞう 物語
5 昭和60年 光村図書出版株式会社 こくご二下 2年 下 スーホの白い馬 おおつかゆうぞう 物語
6 昭和63年 光村図書出版株式会社 こくご二下 2年 下 スーホの白い馬 おおつかゆうぞう 物語
7 平成3年 光村図書出版株式会社 こくご二下 2年 下 スーホの白い馬 おおつかゆうぞう 物語
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見てみると「光村図書出版株式会社」での掲載なのですね。

とすると、この話をご存じない方もいるかもしれません。
また、子供たちにどんな話か教えたいという方もいるかもしれません。

そんな方のために、私がクラスの子によく見せていた「NHK for school」の「おはなしのくに」という番組に、「スーホーの白い馬」という題名で読み聞かせがあることを紹介しておきます。 おはなしのくに http://www.nhk.or.jp/kokugo/ohanashi/?das_id=D0005150141_00000