苦手な上司にキュートなあだ名をつける

知り合いの先生から、ある同僚の先生がどうしても苦手だ、何かやろうとするといやがらせをされる、もういやでいやでたまらないという愚痴をたくさん聞かされました。 学校の職場って、いやでいやでたまらない大嫌いの人とも顔を合わせるし、話をしなくではいけません。
さあ、どうしましょう。

その先生に、私はこんな「もしかしたら効果があるかもしれない」アドバイスをしました。

それは、和田裕美氏の著書「人づきあいのレッスン」に書かれている、こんなエピソードなのです。

私には以前、とても苦手な上司がいました。(中略)あまりに会社を私物化したり、好きな人だけ優遇したりするので、本当にいやだったのです。
その人につけたあだ名が「半魚人」です。どこかで見た半魚人のイラストにそっくりだったのです。最初はこっそり「半魚人」と心の中で呼んでいたのが、今度は「どん」に変えてみたのです。 そう、「半魚どん」です。
そう呼ぶと、気持ち悪さが消えてキュートなキャラに変身したのです。
(中略)… 続きを読む

他の学年の先生よりも1時間分早く道徳の授業をやる

私が所属しているサークルのメンバー、高橋優先生が、サークルで配布している冊子のために原稿を寄稿しました。
内容は学年経営についてです。高橋優先生は学年主任なのです。
その教材研究のやり方に目が止まりました。一部だけ引用します。

ポイント1 教材研究
国語と算数は、全単元Wordで授業案を作り、学年の先生に紹介している。時間があるときは、道徳の授業案も紙ベースで紹介する。  国語と道徳は発問、算数は授業の流れが明確になるように気をつけている。
サークル冊子「いぶき」秋号 「学年経営 3つのポイント」 … 続きを読む

白と黄のチョークを主体に使います

私は、割と若い頃から、教室で使うチョークは白と黄色だけにしてきました。
それは、私の学生時代の知り合いに色覚障害の人がいたからです。

白と赤でなく黄色にしたのは、赤は暗くて色覚障害の人には見にくく、それに比べて黄色は見やすいという情報をどこかからか手に入れたからです。 担任する子供たちには、学年の初めに「これは黄色いチョークだけど、赤って言うよ。みんなが持っている赤鉛筆だと思ってください。」と言ってきました。

いろいろな色を使う先生もいましたが、私のクラスは使っていませんでした。色覚障害の人に見にくいということだけでなく、板書をカラフルにすることに全く興味がなかったからです。
ただ、年に数回だけ、それは、お楽しみ会と終業式・卒業式前日に「黒板を、いろいろな色のチョークで自由に飾っていいですよ」といろいろな色のチョークの使用を許可していました。その時以外は一切使っていません。

文部科学省の「色覚に関する指導の資料」には、このように書かれています。

板書
・黒板は明るさが均一になるように照明を工夫します。
黒板に直射日光が当たったり、蛍光灯の光が直接反射して見えにくいことのないように工夫します。… 続きを読む