学校勤務を離れてからというもの、黒板というものに、まったくお目にかかれなくなりました。
あるのは、「ホワイトボード」(白板)です。
チョークの粉が飛ばないし、粉がゴミとなって残らないし、衛生的です。
考えると、呼吸器系の病気だった子は、学校で黒板を使われていて、少しばかり気になっていたかもしれません。
しかし、どうも私はうまく使いこなせません。
まず、スルスルとすべって非常に書きにくいのです。
黒板では、チョークがぐっと引っかかって書くという感じがしましたが、ホワイトボードではそれが全く感じられません。
すべってしまって、しまりがないのです。
思い返すと、ホワイトボードにしっかりした文字が書かれているのを見たことがありません。
これは、ホワイトボードだから、しっかりと書けないのだと思います。まだまだ、ホワイトボード文化が普及していないのです。… 続きを読む