「スマホ自転車事故」のペナルティー

私は、このメルマガのような文章を書くとき、基本的に音楽を流してやりません。
歌詞やメロディーに気をとられてしまって、文章を書くことに集中できないのです。
ですから、よくラジオを聞きながら試験勉強をした人がいると言うのですが、私にはそのような勉強の仕方は考えられません。

以前、このメルマガで話題にしましたが、脳はマルチタスクがとてつもなく苦手です。
一度に2つのことを処理することは、脳にはできないのです。
同時に処理しているように見えても、脳の中で2つの回路を行ったり来たり切り替えて処理しているだけなのです。

例えば、テレビを見ながら本を読むことができます。
しかしながら、それはテレビを見ているときはテレビに、本を読んでいるときには本に、意識を行ったり来たりさせて脳の処理をしているだけなのです。 決して同時ではありません。
「ながら仕事」「ながら勉強」は、一見同時処理しているように見えて効率がよいように思えますが、非常に効率を下げているものなのです。… 続きを読む

「ルビ」って、宝石の「ルビー」が語源

今日もルビの話題です。
「ルビ」って、宝石の「ルビー」が語源なのです。
そのまんまなのですが、元の言葉の周りで宝石のごとくキラキラ輝く小さな言葉ということではありません。

調べてみました。

明治時代からの日本の活版印刷用語であり、「ルビ活字」を使用し振り仮名を表示したもの。
日本で通常使用された5号活字にルビを振る際、7号活字(5.25ポイント相当)を用いたが、一方、イギリスから輸入された5.5ポイント活字の呼び名がruby(ルビー)であったことから、この活字を「ルビ活字」とよび、それによってつけられた(振られた)文字を「ルビ」とよぶようになった。 Wikipedia http://supervisor-ex.com/L90494/b100/12421

ちなみに、ルビと呼ぶのは活字の振り仮名のみなのです。
手書きの文書の振り仮名は、ルビではないので間違えないようにしましょう。… 続きを読む

ルビを振るよりも

私が教務をやっていた時、パキスタンの1年生の子が入学しました。
日本にやってきて少したっているのですが、お父さんお母さん、そして子供もまだまだ日本語は不慣れでした。
話すのはなんとかなりますが、書くのはまるきりダメ、読むのは少しだけという状態でした。

さて、
校長先生、学校便りづくりから動きました。
学校便りにあるすべての漢字にルビを振ったのです。
そのルビを点検するのは、教務としての私の仕事となりました。
私は老眼にむち打って、点検したのです。

保健の先生と1年生担任の先生も動かざるを得ません。
保健便りと、学年便りにもルビを振ることになりました。… 続きを読む