「パワーポーズ」で本来の自分を取り戻す

自信が高まるしぐさ=「パワーポーズ」という考え方があります。
パワーポーズは体を広げる姿勢で、逆に小さく閉じる姿勢のことをローパワーポーズと言います。

パワーを表す姿勢や動きをすることで、感情、思考、行動、身体にパワーが満ち、普通の日常でも困難な局面でも、本来の自分で臨むことができる(さらには実力を発揮してうまくやり遂げられる)ようになるのです。 「パワーポーズが最高の自分を創る」 エイミー・カディ

乱れたクラスを立て直そうとして手を尽くし、それでもうまくいかないと、だんだん自分の力の無さを思い知り、自信を失ってきます。 自信を失って、気持ちが下がってくると、子ども達を見る視線が下がってきます。
視線が下がると、体も前屈みとなり、丸まってくるのです。これは、非常に弱々しいし、貧相です。
こんな姿の教師に魅力はないし、子供にあなどられてしまいます。

確かに、視線を上げてもあんまりよい光景は見えてきません。好ましくない光景ばかりです。
しかし、あえて、視線を上げ、体を広げて子供たちに教師の姿を見せるようにするのてす。
そうすることによって、自分の心の姿勢を保てるようになります。

パワーポーズは相手を威嚇する姿勢ではなくて、本来の自分でいられる姿勢です。
本来の自分が一番強い自分です。

もし「少し心が弱っているな」と思ったら、ピッと背筋を伸ばしてパワーポーズをとってください。