大きな石のことを 岩って言うんだよなあ。

横浜市営バスに乗ったとき、次々とニュースが流れているディスプレイを何気なく見ていました。
すると、突然「名言ぽいこと」にディスプレイの表示が切り替わりました。

えっ。何だ、それ?
と思っていると、次のような「名言ぽいこと」が表示されたのです。

「大きな石のことを 岩って言うんだよなあ。」

うーむ。

「あるものはあるし ないものはない。」

うーむ。うーむ。
確かに、非常に深読みすれば、名言のように聞こえます。

でも、よく考えて字面だけ見ていると、

「カエルの子はカエル」

これは、当たり前のことを言っていますね。
カエルの子はカエルに決まってます。

「犬が西向きゃ尾は東」

これだって、当たり前のことを言っています。
深読みして、字面の奥の意味(主題?)を考えなければ、当たり前のことです。

「ローマは一日にしてならず」

「井の中の蛙 大海を知らず」

も、そうですね。

そんなことばかり考えていると、「ことわざの有り難み」がなくなってしまいそうなので、ここらへんでやめます。

ちなみに、主題を子供に教える時に、ことわざを例にすると教えやすいのです。
それは、字面(表面上の意味)と字面の奥の意味(主題)の二面性がはっきりしているからです。

それにしても、

「大きな石のことを 岩って言うんだよなあ。」

って、名言ぽいなあ。