今日は、向山洋一氏が産経新聞の教育コラムの記事で指摘した「日本の教育の遅れている点」について考えていきます。
さて、
皆さんは、日本の教育の遅れている点は何だと思いますか。
参考にあるのは、「新学習指導要領」ですね。
新しい学習指導要領において、強調されたり、新しく追加されたりした内容は、日本の教育の遅れている点を取り戻そうという動きだと理解してよいと思います。
まず、
なんと言っても「英語教育」です。
英語教育については、様々な論議がありますが、遅れていることは確かです。
アジアの国の人々の語学力と比較すれば、差は歴然たるものがあると思います。
これからの日本を牽引していき、外国と渡り合う企業や研究において、英語を使いこなすは必須のことです。
次は、
「プログラミング教育」です。
現場の先生たちの話を聞いていると、新学習指導要領において位置付けが明確でないこともあって、取り組みが遅れているようです。 しかし、「AI」の活用がますます進んでくる中、「プログラミング教育」の重要性はますます増していると思います。
この2つに加えて、向山氏が挙げた「日本の教育の遅れている点」は、以下の通り。
(1)プログラミング教育
(2)STEM教育
(3)英語教育
(4)特別支援教育
(5)カリキュラムマネジメント
このうちの「特別支援教育」について考えていくと、これからの教育は集団性よりもオーダーメイドの個別性にアクセントをおいた教育に切り替わっていく気がします。
なお、「STEM教育」については、そのうち、調べて話題にしていく意向です。
ポケトークがある、そんな時代の中で行う英語教育ですから、今まで私たちの受けてきた英語教育とは少し違う視点も必要でしょうか。話す、聞くだけではもったいないと思うのです。
以前、メルマガの話題にしましたが、「出川イングリッシュ」のように、コミュニケーションをなんとかしてとれたいという意欲や意思が、大切だと思います。
英語の教育の遅れは海外に行って、実感しています。授業を安定させ、子どもたちに力を付ける指導法の開発がまだまだ必要です。