聖職者意識や『子どものために』といった教師のやりがいを搾取してきた

12/5、厚生労働省は、医師の働き方改革で残業規制を目指す案を示し、産経新聞がこの件について、記事を掲載しました。
それは、医師でなく「教師の働き方改革への視点」を与えてくれていると思います。

その記事のタイトルは、

医療蝕む「やりがい搾取」 過労自殺医師の「叫び」

http://supervisor-ex.com/L90494/b300/13471
です。

記事は、医師だった夫を過労自殺で亡くした妻の訴えを掲載しています。

「患者の命と医師の命を比べることはせず、最低限、医師が健康な生活をできるようにしてほしい」

そして、このようにも訴えているのです。

「聖職者意識や『患者のために』といった医師のやりがいを搾取(さくしゅ)してきた。医師個人に負わせるのではなく、医療体制全体で見直してほしい」

この訴えの医療の言葉を、教育の言葉に置き換えます。

患者→子ども
医師→教師
医療全体→学校教育

すると、

「聖職者意識や『子どものために』といった教師のやりがいを搾取(さくしゅ)してきた。教師個人に負わせるのではなく、学校教育体制全体で見直してほしい」

となります。

「先生なんだから、子どものために・・をすべきだ」という「無茶ぶり」で、仕事がどんどん増えてきています。
何が、私たちの本務なのか、よく確かめたいです。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください