うーん、どうしようかなあ。どうしよう、どうしよう・・・と返事が遅れることがしばしばです。
しかし、こんな「レスや判断が遅い」ことで、たくさん迷惑をかけているのです。
再掲しますが、沢渡あまね氏によると、「手戻り」(仕事のやり直し)が発生する原因は次の4つです。
1 いきなり100点を取ろうとする
2 状況(の変化)に対応できていない
3 仕事のやり方や品質がバラバラ
4 レスや判断が遅い
このうち、自分ではなく、相手に迷惑がかかるのが「レスや判断が遅い」ことです。
沢渡氏は、打ち合わせ日時を決定するやりとりの例をあげています。
Aさんから、打ち合わせ依頼のメールを受け取ったとします。
Aさん「打ち合わせをしたいので、次の3つのうち、都合の良い日程をご回答ください。? 10月18日 ? 10月19日 ? 10月21日。」
私は、「うーん、どうしようかなあ。」と、ぐずぐずとそのまま、このメールを放置してしまうのです。
そして、3日たってやっと回答。
私「それでは、? 10月19日でお願いします。」
ところが、Aさんからの返事。
Aさん「申し訳ありません。その日は、すでに別の会議でうまってしまいました。改めて、候補日程を調整しますので、お待ちください。」
はい、「手戻り」発生、仕事のやり直しです。
この「手戻り」はAさんに発生しています。
Aさんは再度、関係する人たちのスケジュールを確認して、候補日程を私に連絡しなければなりません。
私が、最初のメールを受け取った後、速やかに判断して返信していれば、こんなことは起こりませんでした。
判断を保留してる間に、どんどん時間が過ぎてしまいます。
時間が過ぎると、状況は変わっていくのです。
「スピード」
それは、相手の時間に対する思いやりです。「手戻り」を減らす大きなポイントです。
私も、レスポンスをスピードをつけてするよう気をつけます。
反省です。
「職場の問題地図」 沢渡あまね
スピードは自分のウィークポイントです。意識していきたいと思いました。