「恵方巻き」の売れ残りの大量廃棄が話題になっています。
でも、考えれば考えるほど、「恵方巻き」って使えない商品だなあと思います。
「恵方巻き」以外に、短期間・期日限定で、大々的に消費する食べ物をあげてみます。
・おせち料理
・節分の豆
・バレンタインデーチョコ
・土用のうなぎ
・クリスマスケーキ
大量廃棄させないための方策について、これらの商品と比較すると、「恵方巻き」がいかに使えない商品かわかります。
1 予約制にすればよい
予約制にすれば、そんなに過剰生産しないというもの。
しかし、予約しないと、もしかしたらなくなってしまうという不安のある「おせち料理」や「クリスマスケーキ」ならともかく、「恵方巻き」はなくなっても大したことのない商品だから、よほどレアな恵方巻きでなければ、予約なんてしないでしょう。
2 時間がきたら、安売りする
クリスマスケーキなど、夕方になると値引きします。
しかし、夕方になったり、翌日になって値引きしだしたら買うという人が、「恵方巻き」の場合、どれだけいるかと思います。
クリスマスケーキは子供がいれば必要ですが、恵方巻きは必要ありません。
3 あまったら、次の日以降に品名・パッケージを代えて売ればよい
ブームがすぎたら、いつもどおり普通の顔をして売るのです。「節分の豆」や「バレンタインのチョコ」はそれができます。
「土用のうなぎ」だって、23日だったらいけるでしょう。
しかし、「恵方巻き」は生の食材をかなり使っています。翌日はアウトでしょう。
4 売れ残ったら寄付する
クリスマスケーキがフードバンクに寄付されたという記事が、クリスマス・イブ以降にけっこうあります。
しかし、「恵方巻き」は生の食材をかなり使っているので、下手に寄付してお腹を壊されてしまったら事件です。
これは、寄付しないでしょう。
このように、「恵方巻き」は使えない商品なのです。
このブーム、さっさとすたれてよいと思っています。
このメルマガは、「Chikirinの日記」2019.01.21を読んで、「そうだ、そうだ」と思いつつ書きました。
http://supervisor-ex.com/L90494/b300/14061