学年費が足りなくて、作品バックが買えません。
その場合、どんな方法で作品を返せばよいですか。
(くるくる巻いて返して、作品がぐちゃぐちゃになったことがあります。)
こんなQが、2/15の「冬の教え方セミナー」で出されました。
サークル員の誰かが答えたはずですが、あいにく私は他のことに関わっていて、そのQに対するAを聞いていません。
ですから、その場でのAとは違うかもしれませんが、メルマガの読者の中にも、作品バックが買えない貧しい(失礼!)学年費の状態の人がいるかもしれないので、私のAを書いておきます。
作品バックがまだ販売されていなかった頃、私は四つ切り画用紙を2枚使って、クリアファイルのような作品入れを作っていました。
画用紙をとめるのはガムテープ。
事務室からいろいろな色のありったけの布製ガムテープを借りてきて、それを使ってクリアファイルのように作るのです。
ガムテープの接着する面が長くなるので、一人では上手に作れません。
私は、班の4人の力を合わせて作るよう指示しました。
出来上がった後、もちろん、そこに絵を描かせました。
このクリアファイルの作品入れに、それまで保管してあった図工の平面作品、そして習字、プリントなど一切合切をまとめて入れるのです。
ただ、そのままだと、口がパカッと開いて作品がこぼれてしまいます。
ですから、作品を入れた後、開いている口を3カ所、ガムテープでとめました。
その上で、大きめのビニール袋に入れて持ち帰らせたのです。
この作品入れづくりに1時間ほど必要ですが、なんとか時間を捻出して、作ってみてください。
けっこう安易なものですが、それなりに格好がつきます。
こうした初期?の実践、とても興味深いです!
あれこれ工夫して、一番カンタンにできるものをさがしていたのです。